第二回鍋物コンテスト

 

 (^_^)(^_^)(^_^)(^_^)1997年1月開催の第一回全国鍋物コンテストに続き、第二回大会が銀座の辻クッキング・スクールで開催。97年は1月26日の日曜日開催でしが、98年は1月25日とちょうど一年置いて。我がチームは去年と同じメンバーでの参加です。私、内藤君、それに茶楼のお姉様二人。第二回が開催された1月25日はめちゃ寒い日でした。ですから、絶好の鍋日和だったのです。

 開催要領は去年とほぼ同じです。開始1時間以内で作り、参加者全員(9組、約50人)が味見をして、投票をし(一人二票)、一番得点の高かったのを優勝として、有名な書家の書いた「鍋」という書を賞品として表彰式をし、The End。今年も主催は全日本鍋物研究会です。去年と全く同じメンバーで参加したのは、我々のチームだけでした。あとは、リストラのあとがくっきり。もっともある組からリストラされた人が、他の組を作って参加してましたが。

 (^_^)(^_^)去年と違ったのは、土鍋を作る会社の方とか、雑誌のプロのカメラマンなどが来て、この鍋大会を取材していったこと。鍋研の会長の市岡さんがテレビ朝日の Tonight2 に出たりしたこともあるでしょうし、私のようにインターネットでそれとなく宣伝している人間がいるからでしょうか、だんだん注目が集まっているようです。

 辻クッキング・スクールの銀座の教室は、はっきり言って大きくない。調理台が全部で10くらいしか入らない。しかも、間隔は狭い。そこで、10組近く、50人ちかい人間がやるわけですから、作っている最中は暑くなって、セーターなどは着ていられなくなる。私は去年の経験があるので、最初からしゃつ一枚で参加した。内藤も途中からセーターを脱いでいた。去年もそうですが、スクールの伊藤さんという女性が全体を差配してくれて、これが助かります。また、スクールの先生二人もなにやかやと面倒を見てくれる。会場は辻クッキング・スクールのものですから、汚さないようにしないと。(^_^)(^_^)

 さて今年我々が出品したのは、「どこさ鍋」です。鍋のイメージはいかに示す通りですが、試行錯誤の結果で、なかなか好評でした。「創作鍋」ですが、そんなに簡単に出来るものではない。今年は荒井さんが発案し、ママがそれに意見を加え、私と内藤は食べながら「味が薄い」「からい」「うまい」とか言って、彼女らの作業を側面支援(^_^)(^_^)したわけです。でも2回も試食会を開きました。大会の直前の土曜日の夜と、その一週間前の日曜日に。相当力は入っているのです。簡単な説明と、レセピは次の通り。とにかく、サバを使うのがミソです。サバを使った鍋など珍しい。

どこさ鍋(頭の良くなる)

 DHAとは、ドコサヘキサエン酸 =人間の脳や目の網膜に蓄積される脳細胞を形作る物質の一つ。脳が発達する成長期、充実の壮年期、さらに脳細胞が減少する老年期のいずれもDHAが必要です。
 DHAは魚介類の中に多く含まれ、魚の中でもサバ、マグロ、サンマ、イワシ、ニシンなど青魚に多く含まれます。DHAは人間のからだに不可欠で体内では作り出せないモノです。生命のエネルギーの基ともいうべきタンパク質の取り方が十分でない方にも鯖は最高の食材といえるでしょう。

 鍋材料 サバ、ツナ缶(魚介は残っているものなら何でもOK。生のものなら塩、こしょうして下味を付ける)
 ほうれん草、椎茸、トマト、タマネギ、ししとう、にんにく、レモン、パセリ、オリーブ油、白ワイン、固形コンソメ、塩、こしょう、トーバンジャン、Bay Leaves

 作り方

  1. トマトは皮をむき一口大に切る
  2. サバも一口大に切る、ツナ缶は油を切る
  3. にんにくはみじん切り、タマネギは粗みじん切りに
  4. オリーブ油でにんにく、とおがらしを炒め、こんがり色づいたらタマネギも加えて透明になるまでいためる
  5. とりがらスープをベースにする
  6. スープ、白ワイン、固形コンソメを加えて(1)を加えて煮込む
  7. (5)にツナ缶をほぐしながら加え、野菜、さばなど魚介類を加える。
  8. 塩、こしょう、トーバンジャンで味を整える
 ――――――――――
  鍋のあとに、リゾット(パセリのみじんぎり、とろけるチーズ)、パスタ(細麺を適当に折り汁の中でゆで煮にする)
 まあ、今年で二回目になりましたから、そして前回出た人が多いこともあって、(^_^)(^_^)和気藹々の大会でした。顔見知りも多かったし。去年と傾向がちょっと違ったのは、全体的に薄味の鍋が多かった。そりゃ大変でっせ。毎年毎年新しい鍋を考えるのは。でも、小生達は「沖縄にはこんなんがある」とか「去年の鍋のあそこを改良したら」とかもう帰りのタクシーの中では作戦を立案していました。

 さて審査結果ですが、我々の去年の鍋「China Dream」は4位でしたが、今年は見事1位ランクアップして3位でした。ウーン、これは良かった。97年が4位、98年が3位でトレンドラインを辿っていくと、99年が2位。そして、そして輝く2000年が実は1位ということになります。1000年紀の直後に輝く1位......ってまあ絵に描いた餅ですが。

 しかし、今年は去年より私と内藤は結構働きました。小生はトマトを切るのをかなりやりましたし、油でネギなどを炒める役目も負いましたし。二年目になると、手際が良くなるのですね。まあ、シェフの大部分は男ですから、本格的にやればできないことはない。でもあのこう野菜を細かく切るというのができないのです。指を微妙に使う。あれは、訓練ですね。とにかく50人が少しだけでも食べれるだけ作るというのは大変なんです。大量に作らねばならない。かつ、その作った大量が、味よしで均一にならねばならない。

(^_^)(^_^)  ところで優勝は「ふわふわネギマ鍋」でした。制作者によれば急ごしらえの鍋でしたが、その割には薄味でおいしかった。私も投票した。鍋に対する投票行動というのは難しいんです。「うまい」「まずい」というのは、主観的なことはいうまでもありませんが、投票者はほぼ全員が参加者ですから、「一人二票」のうち一票は自分たちの鍋に行く。問題は二票目です。優勝を狙っているチームは、「おいしい」と思うチームに投票しない、という行動もするケースがある。なぜなら、そうしたらその鍋が一位になってしまうからです。そこで、美味しいけれども四位か五位にとどまるだろうと思う鍋に投票することになる。

 ですから、どうみても「おいしい」という鍋には投票が結果的に集まらない、ということもある。まあこの辺は微妙です。作らない人の他に、審査だけをする人も居ます。料理学校の先生とか賞品を提供してくれた会社の人。まあ、客観的に見ればこういう人の気持ちをどのくらい掴むかが重要なんでしょうね。我々の鍋は、今回も「専門家」から特に「作ってみたい鍋」ということでメンションをいただきました。はやりうまかったのです。まあ、地道な努力が道を開いてくれるでしょう。

 回を追うごと真価が問われる。(?_?)何年続くか知りませんが。我々は帰り際に、「我々はリストラせずにこのメンバーで行こう。そして2000年には1位に.....」と誓い合って解散したのでした。
                           (98年1月末記)


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