情報の強者 ITとカースト:インド・成長の秘密と苦悩
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 分析・解説記事としての「News & Analysis」、食道楽のための「EATING OUT」、勉強家のための「LINK」、そしてややまとまった意見・感想を載せた「CYBERCHAT」、友人達の論文を集めた「FRIENDS」のどこにもは当てはまらない情報や私自身の意見を、この「Day by Day」で拾っていきます。
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2018年01月19日(金曜日)

  (05:15)放送の為に朝起きたら8度。今日は暖かいのかな、と思ったらあまり現状から上がらないらしい。昨日がやはり最近では一番温かく、来週の月曜日からはロシアを襲っている寒波が南下するかも知れない......と。恐ろしい。

 今朝読んだBBCでは、ドイツやオランダが激しいハリケーン級の風に見舞われているようで、既に5人の方が亡くなったと。ロシアも凄い寒波。日本もちょっと心配だな。

 心配と言えば、「想定外の動作経験25% 2000人調査」という毎日新聞の報道も。国民生活センターが18日に公表したもの。「自動ブレーキなどの先進安全装置を搭載する車の所有者2000人を対象にした大規模なインターネットでのアンケート」の結果。

 対象となった2000人のうち、実に25%(491人)の人が急加速、急減速など想定外の動作を経験したと回答したらしい。うち122人は、他の車や構造物にぶつかる物損事故を起こしていたという。

 センターは「自動ブレーキを搭載した車が思わぬ動作をした」など、先進安全装置に関する相談が2012年度以降、142件寄せられているという。「調査したから分かった不具合」もかなりあったのだろう。増加傾向にある、という。

 私が未だ「自動運転」を利用と思わないのは、「その車に実際に何が出来るのか。どのような状況では使ってはならないか」が詳らかでないからです。ただでさえ車の中身が分かりにくくなっているのに、安全までまだ未完成のシステムに任せようとは思わない。

 だいたいにおいて「新しいもの」に積極的な私も、「自動運転だけはちょっと待とう」と思っている。やっぱり自分でしっかりハンドルをもっていないと。何よりも心配なのは「中途半端」かな。

 車メーカーは「これ出来る」「あれ出来る」と宣伝する。しかし「これは出来ない」「あれはやらないで」とはあまり言わない。こんな中途半端な「自動」が例えばレンタカーなどに入ってきたら、混乱は明確。

 業界全体でスペックを決めて、「これだけは出来る」「これは期待しないで」と明確に言うべきだと思う。だいたい「自動」という単語が罪作りだと思う。なぜなら「中途半端自動」なので欺される。

 国民センターの担当者は「車両の問題というより、運転者が技術的な限界を理解しないケースも少なくない」と分析しているようだが、これを「運転車の理解不足」に帰すのはどうか

 だってもうずっと前から毎日使っているスマホでも、「ああ、こんな機能があったのか」と時々気付きがある。マシン、システムの理解とはそのようなもので、それは”自動”運転でも同じでしょう。

 いわゆる「自動運転車」だけを最初から十分に理解して.......というのは消費者に対する過大な期待だと思う。だって車もほぼ毎年バージョンアップする。


2018年01月17日(水曜日)

  (23:15)おい、おい、おい........って話が二つ。

 一つは韓国です。北朝鮮との話し合いでまず決まったのが「北朝鮮による230人の応援団派遣」。だってその応援団って、いつもは金正恩の偉大さを賛美し、国民を金正恩に付き従わせる活動を主にしている美女軍団ですよ。

 それをオリンピックに来させて、一体何を........。きっと華やかな応援・活動を繰り広げるのだと思う。特別待遇のその応援団は、何をするにも目立つ。恐らく、韓国のマスコミはそればかりを追う。オリンピックどころじゃない。オリンピックの主役は彼女らになる。北はそれが狙いだ。

 そしてその後に決まったのが北朝鮮による選手団(役員含めて500人にもなるそうだ)の派遣と、南北合同の女子アイスホッケーチームや朝鮮半島旗での開会式合同入場。韓国は間違いなく、オリンピックの全行程で「北」に振り回される。場合によっては「気にいらないから帰国する....」といった嚇しにもあうのだろう。

 もっぱら今は大統領となっている文在寅の「ある種の幻想」から発したものだ。「同じ民族」「話せば分かる」という。しかし北は冷徹な計算の上で全てを計画している。文在寅の幻想など吹き飛ばされることは分かっているのに。

 韓国の外相はカナダで、「北朝鮮のオリンピック参加は、いつか核問題解決の突破口になる」と語ったそうな。しかし重要なのは金正恩は「自分の体制」を放棄する気は全くないし、むしろ自分こそ朝鮮半島の覇者になるにふさわしい...と考えている筈だ。どこの国のトップとも会談したことがないのに、だ。

  韓国は平昌オリンピック主催の「主役の座」を完全に北朝鮮に奪われると思う。韓国の新聞にも「まるで平壌オリンピックになる」という批判が出ている。平昌と平壌は発音が似ている。

 韓国の女子アイスホッケーチームにとっても気の毒な話だ。監督さえも「(突然の北朝鮮メンバーの参加は)考えられない」と言っているのに、その場で文在寅大統領は「歴史に残る...」と推進の意向。当然韓国チームの中からオリンピックに参加できない選手が出てくる。出られるのは22人と決まっているので。

 なぜそんな結末が見えている愚行をするのか。本当に分からない。主役の座を明け渡してまで、つい最近まで厳しく対立していた北朝鮮に易々と「絶好の宣伝の場」を提供するようなものだ。北朝鮮の計算は冷徹だ。

 もう一つの「おい、おい、おい」は稀勢の里かな。昨日は車の中で中継を聞き、家に帰ってビデオを見たが、琴奨菊との一番は全く良いところがない。それまで3番とは違う。取るに従って腰が高くなり、最後は土俵のほぼ真ん中で簡単に転がされた。

 自分でもショックだったのだろう、「負け残り」の彼の顔には「いかんな」「どうしてだろう」と書いてあるようだった。顔は紅潮し。多分木曜日の朝に何か発表がある。横綱は「出れば良い」ではすまない。負け越しが許されない。

 初日の相撲は立ち会いは良かったし、まだ力強いところがあって、「うかつだったから負けた」と言えたが、水曜日の相撲はいかん。多分寝られない夜を過ごしている。元はといえば私は怪我の翌場所に出ることを決めた事から始まっていると思う。

 その後ずっと(もう4場所ですか)「出ては休場」を繰り返している。言って見れば醜態。少なくとも自分のコンディションに対する管理が出来ていない。

 「今回も休場します」ではなかなか済まない話になってきたと思う。「荒れる初場所」とよく言うが、ちょっと白鵬の連敗も込みで荒れすぎ。私が行く22日はどうなっているのか......。二人ともいなかったりして.....。ぴょっとして鶴竜の一人横綱 ?


2018年01月16日(火曜日)

  (21:15)先週の土曜日の午後かな。銀座の確か3丁目、中央通りと昭和通りの間にあるアイタワーに向かって中央通りの方向から歩いていたのです。そしたらワンワンと泣いている小さな、恐らく就学前の男の子が歩いてきた。とても大きな声で。

 見たらお父さんに手を引かれていて、その横には彼より少し大きい小学校低学年くらいのこれも男の子。お父さんは言葉を失ったような所在なげな顔をしていて、お兄ちゃんは顔に悔しさを滲ませていた。歯ぎしりしているように見えた。

 「ああ、獲れなかったんだな.....」と思いました。お父さんが、自分がやりたいが為に(恐らく ?)二人の子供に、「凄いのが今日から出たよ.....」「獲りに行こうよ....」とかなんとか言って。そりゃ二人の男の子は期待を膨らませる。多分お母さんはお買い物。ちょうどいいと二人をお父さんに預けた。

 しかし今回の「凄いの」は、ちょっとやそっとでは捕獲できない。PokemonGoでグラードン(土の伝説Pokemon)に続いて出た海の伝説Pokemonのカイオーガ。左右に、そして上下に動くので的が絞れない。麻雀で言えば「サンハン縛り」くらい。

 実は私も新しいのが予想外に土曜日から出たことを朝から知っていたので、「ご対面」「初対決」と思って銀座に出たついでに「いないかな....」と見たらマクドナルドのアイタワー店にいた。そしてその親子三人連れに遭遇。可愛そうだった。「小さい子が泣き出すゲームって...」と思った。

 それはちょっと悲しい話だが、先日のヒルズでのパーティーで、とっても良い話題を持ってきてくれた人が居た。子供さんが二人。お姉ちゃんと男の子。男の子は一年前までPokemonゴーをやっていたが、飽きてやめていた。

 そこに親御さんのAさんへの招待状。レアものである「ミュウツー」のレイド(戦い EXレイドという)への。ジムは近所だが週日の仕事日でAさん行けない。しかし一年前に飽きた男の子が「俺が行く」と言い出したそうな。そして訓練の上に出陣して、見事ミュウツーをゲット。

 きっと彼はドキドキしながら戦った。普通の伝説Pokemon(例えばカイオーガ)よりはとれやすくなっている。招待状が必要なので。でもミューが欲しい親父のために戦い、そして勝った。多分自信になったんだろうな。ミューの貴重さを知っているだけに。

 就学前の子供を泣かしたり、そして一つのキャラが小学生のやる気を喚起したり。その後彼はまた親父とお姉ちゃんととともにPokemon捕獲に付き合っているという。外を歩くので良いことだ。近所の地理に明るくなる。

 「仮想の力」が今の一つのテーマの私にとって、この二つはなかなか面白い話です。子供を泣かせたり、そして自信を回復したり。確かに仮想のゲームだが、とってもリアリティがある。泣いたり笑ったりの原因になる。

 時々見るNHKの番組に「ぼくらはマンがで強くなった」があるが、「漫画」とは一種の仮想なので、これも「仮想の力」と言える。人を強くしたり、人にモティベーションを与えたり。仮想にはいろいろな力がある。

 もともと人間は仮想と現実の狭間で生きているような存在だと思っているので、改めて「仮想の力」と言っても、私には違和感がある。しかし多くの人はその境界がくっきりしていると思っている。私はもうちょっと曖昧かな......と今は。

 でもね、銀座のアイタワーでお父さんに手を引かれながらワンワン泣いていた君。心配しなくていいよ。お父さんを責めないでね。おにいちゃんもガッカリせずに。だってね、なかなかカイオーガが一つも獲れなかったり、獲れても勝率が極端に悪いと嘆いている立派な大人はあまたいるのだから........。彼等は「心が折れそうだ.......」と。

 そう、書いている私も威張れない。君達だけじゃない。まだチャンスはある。


2018年01月15日(月曜日)

 (23:15)おお、稀勢の里良かったな。勝てて。相撲内容も、昨日よりはよほど安定していたし、全般的に腰も低かった。

 気になるし、心配でもあるのです。しかし今日は会合があって見れなかった。今ビデオで見ました。先場所負けていた北勝富士に立ち会いから前に出て、出続けて勝った。昨日ももう一つ最後に体を低くして右に押せば貴景勝に勝てていたが......

 今場所は多分来週の月曜日だと思ったのですが、国技館に行きます。なのでではなく、話題満載で、テレビに出るとこの相撲話で盛り上がることもあり、いつも以上に相撲が気になる。昨日の取り組みが終わってからずっと、「今日負けたら稀勢の里はどうするのだろう.....」と思っていた。むろん明日、明後日と続くのですが....。

 二日目に初日が出たことで、相撲内容を見ると3〜4番は負けるかも知れないが、10番以上は勝てそうな気がしてきた。上体の強さは戻ってきている。あとは足かな。昔から腰の位置が高い力士だったが、加えて「動かない」となると決定的な弱点になると思う。

 それより、白鵬は二日ともちょっと立ち会いに迷っているように見える。特に初日は。「あ、やっちゃいけないんだ....」と思いながら、中途半端に立っていた。二日目は相手が巨漢の逸ノ城なこともあって、まともに。

 しかし見ているといかに立ち会いの「かち上げ、張り手」が彼にとって有効な手段だったかがわかる。今の白鵬は武器なしで立ち上がっているようにも見える。確かに毎回は美しくない。

 しかし相撲の醍醐味は、「今回はそれできたのか.....」という意外性の側面もあるので、「絶対駄目」というのも意外性を削ぐ意味もあり、どうだろう。ちょっと体力が弱った上の組み手の一つなので、時にあっても良い気がする。

 今の雰囲気だと「一回でもやったら駄目」的だが、かち上げ、張り手なら他にやっている力士もいるし、歴代の横綱も時にはやってきた。但し、今日の番組ゲストの話だと、白鵬の「かち上げ」は「ひじ打ち」に近いものがあるそうな。それは良くないでしょう。

 うーん稀勢の里には頑張って欲しい。去年大阪のホテルのエレベーターホールで見掛けたこともあるし。力士会長でしたっけ、になった鶴竜の取り組みが安定している。案外の優勝候補かも知れない。


2018年01月13日(土曜日)

 (01:15)寝る前にチラッとマーケットをチェックしていたら、彼方此方の市場が動いている。外国為替市場ではユーロが高くなり、その一方でドルは安く、円の対ドルはよって高い。111円台。ユーロの対円は135円台。

 ニューヨークの株が高いのは相変わらずですが、連日の高値で26000ドルにダウが接近。ちょっと速いのでは、と思う。一時2.6%近くまで上がっていた米長期金利(指標10年債利回り)は徐々に落ちてきて2.56%程度。

 こりゃ「VIXが10台に乗ったのでは....」と見たら、今は10.17。去年一年が趨勢的に恐怖指数の低下で推移したので(最近はずっと一桁だった)、「今年はそれが上がる」というのが私の見方。ビットコイン相場を見たら、またまた下げの方向で動いている。

 ビットコイン相場変動の震源地の一つは韓国。ここでも韓国政府の優柔不断というか「決定の、ただちのひっくり返し」の特技が出ている。韓国法務部(省に相当)の朴相基(パク・サンギ)長官は11日午前11時、「仮想通貨取引所の閉鎖も目指す『仮想通貨取引禁止特別法』を準備しているところだ」と明らかにした。

 しかしその後大統領府公式ホームページの国民請願掲示板(そんなのがあるのが面白い)には、数多くの「仮想通貨規制反対」という請願が投稿され、同日午後5時20分ごろまでで約6万人が同意。仮想通貨投資家が集団で政府規制に反発した。

 これを見た大統領府は自ら火消しに乗り出した。尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は「仮想通貨の取引所閉鎖に関する朴法務部長官の発言は法務部が準備してきた方策の一つだが、確定した事案ではない。各部処(省庁)の議論と調整過程を経て、最終決定されるだろう」と一転して慎重な姿勢

 市場では、この政府の態度豹変に関連して、「仮想通貨投資家の60%が文在寅(ムン・ジェイン)政権の主要支持層である20−30代だからだ」という声も上がっているようだ。ここでも発動された国民情緒法。

 あれやこれやあってビットコイン相場は「嫌気売り」を受けて今はかなり低い水準。ビットコインは特殊需給のマーケットだが、ユーロ高は「ECBの出口戦略への思惑」「ドラギの辞任後」など、いろいろなファクターがある。黒田さんも任期を迎えるがどうか。

 ま、今年は去年よりはマーケットは動く、といのが私の見方だ。


2018年01月11日(木曜日)

 (05:15)あはは、昨日は楽しい、もっと正確に言えば「とっても楽しい」会だったな。東京タワーを見下ろす六本木ヒルズの51階で、趣味を同じくする、面白い連中の「クラブでクラブメンバー新年会」(笑)。

皆楽しそうな顔をしている  全員が違う会社、職業。年齢層もばらばらで、しかし会った瞬間からネットでの繋がりがあるので、「あ、この人だ」と。皆が饒舌に喋り、あちこちに輪が出来、それぞれの輪でそれぞれの話題が展開した。

 私が今一番欲しい「ソーナノ」を新年会の一番の盛り上がりの中で卵から孵化させた御仁もいたな。うらやましい。多分、日本で一番高い建物で孵化した「ソーナノ」だと思う。

 この日本一高いビルの構造設計をした会社の人もいたし、「妻がこのビルで仕事してます」という人も。いろいろいらっして、紹介しきれない。あ、2月の東京マラソンに出場予定の方も2〜3人。

 皆良く歩く連中なので、よく鍛えられていて、街の知識も多く、日々街について新たな発見をしている。多分昨日集った20人の過去1年半(2016年07/22以降)の歩行距離合計は、多分日本を何周も何周もしている。その眼底に残った絵を繋げると、面白いものが出来るかと。

昨日は空気が綺麗で東京タワーが良く見えた  私の今の気になっているテーマは「仮想の力」ですが、それを考える上でも面白い集まりだった。繋がりの端緒、そしてその発展。ははは。皆でイタリアンの美味しいコース料理を半分立ち上がりながら食べ、赤白ワインの飲み放題を堪能し、そして次々に沸いて出てくるキャラと遊び、そしてゲットする。

 うーん、半年に一度くらいやりたいな。面白いので。多分その時はまたゲームの様相が変わっている。進化形のゲーム。そのゲームとは「PokemonGo」。あーあ、途中で辞めちゃった人、残念でしたね。当時よりずっと面白くなっているのに..........。それにしてもオフ会は楽しい。


2018年01月10日(水曜日)

 (10:15)今朝読んだ新聞で最も「いい記事だな」と思うのが『頂へ「日々自分超え」』。日経の33面のスポーツ面「メダルへの道 氷上編 1」の小平奈緒選手の記事かな。

 別に追っかけではないが、彼女のことにはずっと関心があった。私と同じ県出身のしかも隣の市(茅野市出身 私は諏訪市)出身の選手なので。「自分との戦いより、誰かに勝つ戦いの方が気持ちは楽なのではないか」と記者が尋ねたそうな。

 彼女の答えは、「誰かに勝つというのは、(相手に)お願いだから遅く滑ってとは言えないし、自分でコントロールできない。だからそれは余分なこと。自分が強くなれば相手より速い。その方がタイムももっと先の方までいけると思う」だったそうな。つまり彼女は境地に達している。

 今の彼女からはメダルという言葉は口の端からこぼれないそうだ。つまり彼女の視点はそこにはない、ということ。それよりも自分の滑り、自分の限界突破、そして「より先へ」が目線の先にあるという。

 オランダに行く前の彼女はこうではなかった。むしろ緊張しながら、相手の様子を窺うように喋り、「メダルを取りたい」というようなことを言っていた。記憶に鮮明だ。それが大きく変わった。つまり10年前、5年前の彼女と、今の彼女は全く違う。新聞の写真も、こぼれるような笑顔。

 ええな、と思う。後は羽生君のように怪我だけだな。心配なのは。彼女が平昌のリンクに立てて、そしてその時も今の心境でいられれば、おのずと結果は付いてくると思う。もうその時にはシャンパンで乾杯だな。

 対してとっても嫌な気持ちになったのは社会面。「他選手妨害で捜査」かな。最初どこの国の話かと思った。海外では聞いたことがあるが、日本では初耳。小平選手は群を抜いてオリンピック選出になったが、カヌーの事件は「オリンピックに出られるかどうか」のレベルで起きた。100%あり得ない事件です。

 「もう歳だ」とか「妻も狙えと言っている」とかの事情はあっただろう。しかしライバルの飲み物に禁止薬物を入れ、そしてその他の選手の器具を窃盗し、破損する。やっているときの本人の気持ちはいかに.....。何とも悲しい。

 被害者の小松選手も「日本で起きるとは....」と言っているそうだ。それが正直な印象だろう。容疑者の自己申告で犯行が表沙汰になったことには救いもあるが、では申告がなかったらどうなっていたのか。小松選手の履歴には傷が付いた。

 海外の選手では「自分の飲み物でも、目を離した飲み物は飲まない....」とか徹底した対策をしているケースが多い、と。しかし日本ではまさかだっただろうから、小松選手の落ち度を指摘するのは無理だ。二人はライバルだったそうな。当然顔見知りで、言葉も交わしたこともあるだろう。

 小松選手は「とってもショックだ」と言っているそうだ。そうだろう。二度と起きて欲しくない事件だ。


2018年01月10日(水曜日)

 (02:15)うーん、ようやく1月も8、9日になって体がシャキッとしてきたな。今週からまた書かなきゃいけない原稿があまた。

 夜中にちょこっと起きてニュースを見ていたら、面白いニュースが多い。BBCを見たらISS: Japanese astronaut Norishige Kanai worried by growth spurtとあって、「growth spurt」って....と中身を読んだら、金井さんは「宇宙に行って背が9センチ伸びた」そうな。それって凄くないですか。5%以上 ? 体重はそのくらい変動するが、背がそれほど伸びるとは。成長痛にならないのか ?

 欧州を襲っている雪嵐。Alps snow strands thousands of tourists in Switzerlandとスイスを中心に旅行者が大量に動けなくなっているらしいのですが、そのニュースを読んでいる最中に、ホワイトハウスがトランプ大統領のダボス行きを確認というニュースが。立ち往生しなければ良いが。

 同大統領がらみでは、「トランプ大統領は国歌の歌詞を忘れたのか」という動画も面白かった。普通の大統領はこんな記事を書かれない。先日「経済がこれだけ良くて支持率が上がらない大統領は過去いなかった」とニューヨーク・タイムズが書いていた。うーん。

 へえ、と思ったのはダイモンの後悔かな。昨年の9月だったかな。彼は「ビットコインは詐欺だ」と評した。広く使われたコメントだ。私も何本かの原稿に。そのコメントを「後悔している」と。そして「その背後にあるブロックチェーンの技術は本物だ」と。だから本心を変えたとまでは言えない。

 朝鮮日報を読んだら、慰安婦合意 再交渉求めないのは欺瞞=被害者ら批判と。『被害者らは「合意が間違っていると認めながらやり直さないのは被害者への欺瞞(ぎまん)行為」などと批判した』とある。そりゃそうだ。文在寅政権は自己破綻している。ナロウなロープの上を歩こうとしておっこちた。

 日本時間の今朝から始まった米CESには行きたかったな。以前は「家電見本市」と日本語に訳されていたので、あまり行く気はしなかった。「consumer electronics show」なので、それを「家電」と訳したのが間違い。以前はそうだったんだろうが。

 今年は当然ながら「繋がる車、繋がる家電」がテーマでしょう。「consumer electronics」です。もっとも日本でも今月17日から 第10回 オートモーティブ ワールド | リードエグジビションジャパン が予定されていて、招待もあったしそれには行く予定。


2018年01月08日(月曜日)

 (18:15)明日の南北朝鮮のいわゆる”高位級”会談は、午前10時からですか。北朝鮮の核とミサイルに対する態度(断固として開発を続ける....という)は少しも変わっていないので、今の韓国の興奮ぶりはちょっと理解に苦しむ。

 多分北朝鮮は日米を中心とする圧力があまりに強くなって自分達の国から離れていく国(外交関係拒絶などの)が多いこと、物資や資金の調達にも困って焦りを覚えているのだと思う。「一番攻撃、攻めやすい環」として韓国にすり寄っていると思える。何か貰えるかも知れないし。

 それがわかっていながら文在寅大統領は「私の出番だ....」とばかりに会談に乗り出そうとしている。危ないことこのうえない。韓国がへんな約束をしないといいが、それは全部明らかにされるのだろうか。オリンピックが終わって米韓軍事演習が始まれば、また元の木阿弥のような気がする。

 プーチンは「北朝鮮は草を食べても、核とミサイルの戦力を確立する」と言っている、私もそれが正しいと思う。金正恩の体制を揺るがすことがなければ、また揺らいだとしても、北朝鮮の指導部は世界でも稀な国しか持たない核・ミサイル戦力を交渉材料として使うだろう。

 それを許してはならない。難しいが、国民に「今の間までは国がもたない」と思ってもらわねばらない。ここは韓国には十分承知しておいて欲しいものだ。それにしても「高位級」って変な日本語だな。じゃ「低位級」もあるのか ? どうせ朝鮮語からの直引きなんだろうけど。


2018年01月04日(木曜日)

 (22:15)たった5日ほどですがドバイにいて、そして日本に帰ってきた際の印象は、「大人しい、静かな、そしてあまり上に伸びていない都市だ」という印象でした。

 なにせドバイにはブルジュハリファ(世界一高いビル)だけではなく、上を見ると首が直ぐに痛くなるビルが林立している。なので、東京は人口も多いし、横に伸びた都市ですが、比べると上には大人しいと見える。

 むろん環境が全く違う。日本は太平洋プレートなどなどをもろに受ける列島で、地震が多い。しかしドバイには地震の心配はほぼないと言われている。ニューヨークに近い。成り立ちも違う。

 ドバイは砂漠を都市とした。日本は昔から所有者が明確な土地を時間をかけてまとめ、そして徐々に開発した。日本は長く投資を続けて今の都市景観を作り上げたが、ドバイは非常に短い期間にアブダビなどの豊富な石油資金で一気に作り上げている。

 ドバイを見ていて思ったのは、「この街は都市設計、建設の専門家にとっては非常に面白い、やりたいことがやれる街だったし、今もそうではないか」ということだ。彼等にとってあらゆる実験が出来る街に見えた。

 むろん多様な富を生み出す仕掛けは、はるかに東京の方が充実している。歴史があり、文化があり、そして製造の基地がある。ドバイはそこは脆弱だ。観光は確かに大きな産業になっているが、「勢いがある都市だから人が集まっている」とも理解できる。では「勢いがなくなったらどうなのか ?」という思いがある。

 別に競争意識から言っているわけではなく、面白い二つの都市の先行きだな、と思う。加えて、ニューヨークは、上海は、ロンドンは......と考えていくと面白い。なぜならドバイは「都市の成立」の従来の一般条件を逸脱している。

 引き続き興味深いテーマだ。


2018年01月02日(火曜日)

 (22:15)「・・・・・中の都市だな」と思いました。「中」の前には、建設、実験、冒険などいろいろな単語が入る。しかもどれもドデカいスケールで。先が見えないほど広漠でもある。人口的には小さい都市なのに。

 年明け早々に「ドバイは vast だ」と書きました。その典型はしばしば「世界一」が付くドバイモールドバイマリーナなどこの国の様々な建設物に見ることができるし、ブルジュハリファも下から見ると(直ぐに首が痛くなる)、一言で言えば「vast」です。

 それにしても、ドバイは凄まじい実験、そしてこれまでのところの成功だと思う。世界一高いブルジュハリファの124階(まだまだ上がある)まで1分と06秒で直接上がりながら、「よう作ったな」と思いました。来るときのエミレーツ航空には「20の出身国から17カ国語が操れるCAが......」とアナウンスメントがあった。

 当然この世界一高いビルの建設には、数え切れない程の国の出身者が携わっている。それをマネッジメント出来ただけでも凄いことです。ちゃんとビルは完成した。そして今もそこに厳然として建っている。

 見ていると設計の良さは良く分かる。実に様々な事に利用できるようになっている。年末年始は光のページェントの対象でもある。なによりもこの世界一高いビルと世界一広いモールが人々を世界中から集める。アトラクションそのものだ。

 年間の観光客数はあとで調べるが、一つ言えるのは凄まじい国籍の数だ、ということだ。それこそ世界中から観光客を集めている。同じように広いと思う幕張のイオンモールとの違いは明確だ。この集客力こそ、ドバイのもつパワーの源泉の一つだ。問題はいつまで人々を驚かせ続けることが出来るかだ。

 ドバイモールとブルジュハリファの間の泉の場所に建つと、「EMAAR」(エマール)の氾濫だなと思う。そこら中「EMAAR」だらけ。ブルジュハリファもこの会社が手がけたが、その周辺のビルは、高いも低いもこの会社が手がけているケースが多い。むろん準風ばかりではなかった。

 リーマンショック後の金融危機にも遭遇したし、ビル名の突然の名称変更にも、労働争議にも直面した。しかし周辺のビル開発は今も続けられ、光と水のページェントが繰り広げられている。

 思うのは希有な発展形態の街だ、ということだ。石油資源の少ないドバイが考え抜いた上の。同じ首長国の親分格のアブダビからを中心に先ず資金を呼び込み、都市建設に着手し、集まる労働者達で街を形成し、それを完成させる中で更に投資を呼び込み、そこに観光客を集めて都市を大きくする......。

   危機を経ながらも、成長率が低下する中でも、今もそれは続いている。にも関わらず、街全体はよくマネッジメントされていると思う。危険を感じることは少ないし、泥棒やスリの話もあまり聞かない。歩いていてもすこぶる安全感がある。

 前回も書いたが地下鉄(大部分は地上を走っている)での乗客のマナーはまずまず良いし、道路を走る車もかなり歩行者には気を使う。中国の都市などよりよほど安全だ。スークは繰り返しかかる声がうっとうしいが、相手をしないでしらっと歩いている分には面白い。

 まだまだこの街には強い印象がある。長くなるのでまた書こうと思う。とりあえず撮った写真のいくつかを。

砂漠を駆け抜けた 面白かった

ドバイモールの一角の天井の傘の群れ 面白い

世界でいくつもない七つ星ホテル

オープニングにマイケル・ジャクソンが宿泊したホテル


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