2005年11月30日(水曜日)

 (09:25)昨日の夕方から京都に来ています。毎年一回の会合の為ですが、今年は開催時期がいつもより3週間くらい遅い。で、いつもは嵐山の方にまで見に行かなければみれない紅葉が今年は市内で見られるのではないか、と期待しているのですが。まあ、時間が有ればの話ですが、まだホテルの窓から外を見たぐらい。ま、夜の宴会の場で美しい舞を見せてもらいましたから、それで良いだろうと言われれればそうなんですが。

 ところで、京都に来る直前に非常に面白いものを銀座のコイン屋さんで発見しました。街を歩くのが好きで、別にこれといった目的もなく歩いていたのですが、そのコイン屋さんのショーケースの中には、もう消えてから30年も経つでしょうか、「100円札」が大量に置いてあったのです。見ると値段が付いていて売っている。

 で面白いから買ったのです。もともと海外のお札などを集めるのが好きなので、日本のモノをとも思って。ま、現在でも一枚ピン札をもっていたのですが、もうこのお札を知らない人もいるだろうし、何かに使えるのだろうと思って。そりゃ、プレミアムはついていましたが、もともとが100円ですから、リーゾナブルな値段。ケースを見ていて面白かったですね。現行の1万円札も売っていた。何がウリになっているのかと思ったら、「このお札は人気のA−Aです」とか書いてある。

 へえ、そういう種類のお札が人気なんだと思ったりしながら、その横を見たら旧1000円札、旧旧の1000円札などが並んでいる。銀座と言っても、有楽町駅に近いウナギの寝床みたいな細長い、線路下の商店街。

 この商店街も、以前知っていた店の並びと全く違っていたので驚いたのですが、まあ言ってみればファッション街となっていた。自由が丘の自由が丘デパートと比べれば、やはり銀座ですからかなり綺麗になっている。こういう経緯から見れば、同じウナギの寝床の自由が丘デパートも綺麗になると予測できる。

 ところで、午後は日立製作所中央研究所の福永さんとお話をして、面白かった。小さい技術、大きい技術を集積している研究所の所長さんで、「デジタルペン」を初めとして「超小型電子タグ用IC」(日立の商標で言うならμチップ)などでお話を伺ったり、私が意見を述べたり。

 名古屋の万博のチケットにはμチップが入っていたことは有名な話ですが、2000枚以上発行されたにもかかわらず、特に大きなトラブルはなかったようで、メリットとしては例えばチケットを洗濯機で洗ってしまって紙は溶けたがチップは残ったので、それをベースにチケットを再生したといった話が面白かった。

 恐らく近い将来の札は、プラスチックになって、それに超小型電子タグ用ICが埋め込まれるのかもしれない。まあ商品に付けられるのが最初でしょうが。技術は歴史を見ても、思わぬ方向に使われることによって大きく飛躍する。そういう意味では、μチップも思わぬ使い道が見つかることが、コストダウンとともに必要かもしれない。

 話は変わりますが、京都でこの文章を書いていたら、テレビに突然カスタマーチーフの松本の顔が出てきた。「今日の相場予想」か何かを喋っていた。一方的に向こうが喋っていますから、聞いていましたが......。


2005年11月29日(火曜日)

 (09:25)ブッシュ政権が産業界や議会からの要請を拒否する形で、中国を為替の操作国(マニュピュレーション)の指定にはしなかったことと、中国が先週後半にかけて人民元の対ドル為替相場の切り上げ幅を大幅にしたこととは、密接に関係しているんでしょうな。アメリカ財務省の今回の中国の指定国見送りに関して、ウォール・ストリート・ジャーナルには以下の記事がある。

In their international currency report, Treasury Department officials said Chinese authorities, from President Hu Jintao on down, had assured their American counterparts that they would allow the yuan to respond more flexibly to market forces and rise against the dollar.

"I take them at their word and look forward to their doing what they say they're going to do," said Timothy Adams, Treasury's undersecretary for international affairs.

 指定国にすると、議会の保護貿易主義に火がついて手に負えなくなるという判断も米財務省にはあり、その旨を伝えながらブッシュが胡錦濤に人民元の切り上げを迫ったことから、胡錦濤もこれに応じたという状況だろう。双方が相呼応してこういう動きをしているということは、米中間の意思疎通は結構良いということでしょう。

 しかし今回のブッシュ訪中は、「民主化促進」という意味では中国にアメリカの意図を明確に示したと言える。アメリカはその面では、中国共産党のクビを真綿で締めるようににじり寄っている印象がする。日本政府の中にも、中国の今の体制が望ましくないという見方をしている人が多いそうだが、それは当然でしょう。中国が長い成長過程を辿ろうとしたら、今の政治体制では無理がある。


2005年11月29日(火曜日)

 (09:22)今朝の日経の朝刊一面トップは、「まだどう転ぶか分からない」という前提条件付きながら、TBS株を19%超もっている楽天が、「統合提案を撤回し、保有するTBS株の一部の金融機関への信託による議決権の一部凍結」を表明し、これによって両社は和解に動くと報じている。もっとも同じ今朝の新聞でも「TBS、統合提案拒否へ」としている新聞もあるが、私は日経の記事に信憑性があると思う。

 というのは、楽天が拒否された(一部の新聞が報じる)経営統合案の貫徹を狙ってTBSを傘下におさめるバトルを今後展開しても、勝ち目は薄い。といって、19%も持っているTBSの株を、「もう対処できないので売る」と言ったら、自らを傷つける。だから、TBSの株価に基本的にはインパクトを与えないように信託して凍結状態にし、その後株の処分を決めるというのは良いアイデアだと思う。

 韓国と違って著作権を放送局が一纏めに持っているケースが少ない日本の場合は、いくら技術的には可能でも権利関係から放送されたコンテンツやソフトをそのままネットで流すのは難しい。またネットで流す場合の課金システム、CMシステムも確立していない。だから電通と民放5社がこの点で提携を打ち出している。

 TBSはインターネット事業で最近だけで、電通、インデックス、それにマイクロソフトのMNSとの提携を発表した。1000億ドルの資金をつぎ込んでいる楽天が、それ故にTBSとの事業提携が出来ないというパラドックス。私はどのテレビだったか忘れたが、「楽天はTBSと事を構えたが故に、様々な分野で事業展開が止まっているように見える」と言った記憶がある。まあその間に、プロ野球の楽天は最下位になって監督更迭騒動が起き、一方サッカーの神戸はJ2に落ちた。楽天は後退しているようにも見える。

 泣きっ面に蜂の楽天がこの上TBSとのバトルを続けることは、イメージ的にも極めて悪い。ましてTBSとのバトルの期間が長ければ長いほど、資本と人材をそれに取られて他のネット企業が展開する対放送局戦略に対抗できなくなる。それは三木谷さんが望むことではないでしょう。「アジャイル」(agile)なことがネット企業の生命線である。

 では、TBSと楽天は何の事業で「落ちどころ」を見かけよいものにするのだろうか。フジとライブドアの例を見ると、あまり目覚ましい事業提携は難しいように思う。技術的には放送できることは、ネットでも出来る。表面的には残るのは絵の綺麗さ程度か。あとは聴取者に対するアクセサビリティーか。

 私は両方に足をかけている人間なので、どちらの味方と言うことではなく、最後は何がものをいうのかよく考えるのですが、それはやはり創造力が豊かな、見る人にどう見せたいかのソフト作りだと思う。それは、ネット企業でも出来るはずだし、既存の放送業者と手を組んでも良い。その発想力が楽天には足りなかったのだと思う。
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 アメリカの小売業界では、いろいろな単語が生まれますな。最近気が付いたものだけで

  1. Black Friday
  2. Black Monday
  3. Cyber Monday
 とある。この二つの「Black」は「暗黒」という意味ではなく、「黒字」の意味らしい。アメリカの一番大きな休日である感謝祭休日(Thanksgiving Day)は、毎年11月の第四木曜日と決まっている。その日は家族が集まり、日本の正月のようにその年の収穫に感謝する、ということになっている。重要なのは、その次の金曜日。何でもないのだが、土日の週末につながるので、多くの人が休むし、会社や工場も最初から仕事にならないので連休にするところが多い。

 となると、感謝祭の翌日の金曜日に買い物客が大勢繰り出す。そこで、小売店が「黒字」になる。だから「Black Friday」だ。というわけ。では、「Black Monday」とはなにかというと、金土日とどこかに出かけていた人が、月曜日になってネットに取組、その日から安くなったものとかをネットで買うので、そこでもまたアメリカのネット小売業界が儲かるという意味らしい。「Cyber Monday」も同じ事。

 伸びているのは断然にネットです。何せスタート台が低い。その分だけ、成長率は凄いという構造になっている。まあ、中国やインドの成長率のようなものです。


2005年11月28日(月曜日)

 (23:22)SENSEXは9000まであと5.06、日経平均は15000円まであと13円06銭。といってどうということはないのですが、その関連で言うと、ニューヨーク・ダウはあと69ドルで11000ドル。世界的な株高の継続。しばらく続くんでしょうな。

 今日、二つの完成間近のビルを発見。原宿のアパートの後に建設が進んでいた通り沿いの建物が、完成間近。もう「coming soon」看板があちこちに。かなりのブランドショップが入るようです。景観を壊さない配慮は、まず成功したといったところか。

 もう一つの完成間近ビルは、六本木の防衛庁の跡地。三井のビル群です。ついこの間まで基礎をやっていると思ったら、今日通りかかったらかなり背高のっぽになっていた。タクシーの運転手も、「ついこの間まで、2階、3階までだと思ったのですが....」と。

 驚いたこと。このサイトに「容喙」という単語を使ったのです。そしたら、オフィスの若手から読めない、誰も読めないとのクレームがあがった。あたしゃびっくりしましたね。読めない....ね。普通、この程度の単語は習うでしょう。それが読めないとな。本当に驚きました。「もっと読書でもなさったら....」と言いたい。


2005年11月27日(日曜日)

 (23:22)日本出身の大リーグ選手がちっとも英語でのインタビューが出来ないのに対して、朝青龍や琴欧州の日本語は立派ですな。実際に話したことはないので、彼等の日本語がどの程度かは分からない。しかし、聴いていると流暢に聞こえる。ジョークも言える。

 野球は試合時間を含めて一日英語環境に置かれるのは長くて6時間くらいでしょうか。対して、相撲の世界では365日、場合によっては24時間「日本語の世界」に投げ入れられる。まあ朝青龍は家庭がありますから、奥さんとはモンゴル語を話しているのでしょうが、弟子といるときも、親方といるときも日本語を使っているに違いない。そういう意味では、相撲取りの方が日本語がうまくなって当然ですが。

 日本に来ている海外のスポーツ関係者でも、例えばバレンタインやジーコを例に挙げると、相撲取り程日本語がうまいわけではない。だから、日本出身の大リーグ選手が英語を話さなくても、まあ普通とは言える。しかし、それにしても日本に来ている海外の相撲取りの日本語はうまいと思う。まあ完全に相撲界に投げ込まれて、体をぶつけ合いながら覚えていくことですから、覚えが早いんでしょうな。

 うーん、大リーグに行って一番英語がうまくなるのは、城島かも知れないな。彼は投手とも、コーチや監督とも話さないことには何も始まらない。ジョークも言わなければ、意思疎通も出来ない。通訳がジョークを訳していたのでは、仕事にならない。だから、城島がいつ大リーグに行って英語のインタビューを受けられるようになるのか。これは、面白い問題だと思う。


2005年11月26日(土曜日)

 (01:22)近く日系4世のアメリカ人(外見は完全な日本人だそうですが)と結婚する我が勉強会の幹事・片山さんと、今までお世話になった男性群4人で食事会をしたのですが、彼女の話は面白かったな。

 全く知らなかったのですが、アメリカでは男性がある女性と結婚を決意した場合においては、通常まず女性の父親にその許可をもらうのだそうです。「慣習では」と彼女。それでokが出ると、相手の女性にその旨を打ち明けるというのです。日本ではほとんどの場合既に「事後報告」なのに、違いますね。

 もっと驚いたのは、結婚式やその後の簡単な披露宴の費用は、全額花嫁のお父さんが持つのが普通だというのです。だから、名古屋ではないが、「女の子が多いと大変」というのがアメリカ社会の常識だという。私もニューヨークに4年間いたが、そういう話は聞いたことがなかった。だから、今回の結婚式も彼女のお父さんが費用を出すという。

 まあアメリカにおける式そのものの費用は、日本の4分の1くらい。しかし彼女の場合は、日本で式をし、そしてアメリカでも式をやるから、相当かかることになるらしい。12月17日に式があって、私も挨拶しなければならないのですが、英語しか分からない人、日本語だけの人とまぜこぜになっているのです。「挨拶をどうしよう....」と迷っている状況。

 あといろいろ面白い話があったな。まあ実際に暮らしたらもっと面白いことがあるだろうから、それを半年後に報告会で聞こうと言うことになった。楽しみだな。結局、訪れているだけではその国と自分の国の慣習の違いというのは分からないのです。私は中国に何回行っても、「中国には日本で言う意味での祭りがない」ということが分からなかった。日本に住む中国の人から聞いて初めて「そうなんだ」と思った。

 恐らく、アメリカと日本の間にも非常に大きな慣習の違いがある。風呂に入る入り方にしたって、中国や韓国の人間と日本人では全く違う。この前聞いた面白い話は、日本の女性と中国の女性では、トイレのあとの水の流し方も全く違う....という。

 世界は広い。


2005年11月25日(金曜日)

 (16:22)私の周りには、けっこう建設業界の人間がいる。彼等と例の姉歯一級建築士の構造計算書偽造事件に関して話していたら、今まで自分では気づかなかったポイントがいくつか浮かんできた

  1. 姉歯一級建築士は「鉄筋を減らせと圧力を受けた」と言っているが、その一つの原因はどうやら2004年のはじめから中国の影響で、鉄筋が異常な高騰を続けたこと
  2. その間に、トン当たり3万円から6万円くらいになったという事情もあったようだ
  3. 「一級建築士の立場はそんなに弱いのか」というのが私の疑問だったが、一つ出てきた見方としては姉歯一級建築士は非常に良い車の乗るなど、生活レベルが高く、普通の建築士よりより多くの仕事を必要としていたのではないか
  4. もっとも、一級建築士でも「二極分化が進んでいる」、つまり強い立場の建築士と弱い立場の建築士の二極化が進んでいるという意見もあった
 など。鉄筋価格が高騰したからと言って、建物の安全性をないがしろにした関連業者が許されるわけではない。しかし、「鉄筋価格の高騰」はちょっと見落としていた。あと姉歯建築士という人間はどうだったかということも、この問題の一つのポイントだと思う。

 それにしても、今回の事件はパンドラの箱を開けたようなことになる気もする。儲けようとしたら、安全軽視が浮かんでくる空気、雰囲気は、数多くの業者の中には少数だがいるんでしょう。そうなると、長期的な経営をしていて、評判が悪くなるのをことさら嫌う大手の業者を信頼しよう、という動きになる。25日の株式市場ではそういう動きが出た。

 小さな業者でも丁寧な仕事をしている向きはいっぱいあるだろうに、一部の業者の悪行で業界全体が評判を落とすのは何ともやりきれない。善良な業者はそう思っているのでは。そんなことを思いました。


2005年11月24日(木曜日)

 (08:22)23日は朝から名古屋でした。講演、パネルディスカッションのあと、トヨタの旧知の先輩と。ははは、面白かったな。世界各地の話しになって、私はまだ行ったことがないのですが、「ロシアは凄い日本ブーム」というのには驚きました。

 中国の事をよく「二元社会」といいますが、ロシアも二元、三元社会のようで、東欧的・スラブ的要素の部分、それにマクドナルドが著しく進出するなどアメリカ的要素、それに従来からのロシアの要素など、複雑な社会構造を示しているらしい。

 しかし、ロシア経済は好調ですよ。先日ラジオ番組のために調べたら、ロシアの外貨準備は1562億ドルで、世界第5位になっていた。プーチンが小泉首相に強気に出られたわけです。しかも、原油高を背景にロシアの外貨準備はますます増加する傾向にある。あのとき調べたら、日本一位、二位が中国(香港を含めると日本を上回る)、三位が台湾、そして四位が韓国だったと思った。確か韓国の外貨準備は2000億ドルちょっと。日本は8600億ドル程度だった。

 その韓国をロシアはもう抜きそうなのです。もしかしたら、プーチン一行は迎賓館を断って自前でホテル・ニューオータニを選んだのかもしれない。国家財政は豊かですから。うーん、近々ロシアに行かないと。


2005年11月23日(水曜日)

 (08:22)多分独自ダネなんでしょうな。「本社の取材に...」と書いてある。

 何に何が書いてあるかというと、東京新聞に「松井選手と戸田菜穂さん交際」とある。ゴジラパパがニューヨークに行ったら松井選手から、「会って欲しい」と言われて、コーヒーショップに行ったら戸田さんがいたという。結婚とかそう言う話は出なかったが、ゴジラパパは「彼からそんな話を言ってきたのは初めてなので、そう(結婚する)と」憶測しています」と述べている。

 ええじゃないですか。私はずっと、「松井は結婚すべきだ」と言ってきた。もう31。ニューヨークの一人暮らしは寂しい。食事も一人で食べているらしい。いくら知り合いの店で別室で食べても、まあ楽しくはないでしょう。戸田さんも31らしい。なかなか笑顔がかわいい方ですよね。

 ニューヨークのマスコミも、そして日本のマスコミも騒ぎそうな情報。東京新聞は何かの切っ掛けで取材していたんでしょうな。他の新聞には書いてない。正直なところ、私は来期の松井活躍の可能性は、彼が結婚するかどうかも一つの要因だと考えていたので、もしこれが実現したらナイスな環境になってきたと思う。松井には、あの優勝の証を是非取って欲しいと思っているのです。

 城島にも頑張って欲しいな。キャッチャーで大リーグ挑戦なんて、ちょっと想像できなかっただけに、それにトライする彼の気概は素晴らしい。


2005年11月22日(火曜日)

 (23:22)砧のスタジオでTBSの番組の収録があって行ったら、EZ!TVでお世話になった関西テレビの矢野さんにばったり。「びっくりした」と思ったのですが、元々あのスタジオはTBSとフジテレビ、それに関西テレビの共同出資で出来ているスタジオらしく、まあ彼が居たのは当然といえば当然。しかし、時間がピッタリあったのには驚愕。

 彼が抱えていた台本を見たら、「あるある大事典」とあった。あのスタジオで収録しているとは知りませんでした。私が頼まれて出た番組は、R30というのです。メインパーソナリティは国分 太一(TOKIO)、井ノ原快彦(V6)というご両人。両グループとも知ってはいましたが、むろんそのメンバーに会うのは初めて。

 私(毎回ゲストは違う)が彼らに教え、今回の場合は彼らのうち一人が若手女性30人にウケウリして、彼女らの投票で何票取れるかが番組の内容。前回は井ノ原君がやって、15票未満の得票で下った判定は「ダメ男」。多分テーマは靖国神社だった。それを教えたのは宮崎哲弥さんだったと思った。

 今回のテーマは「バブル」。まあ私はこの言葉自体が嫌いなのですが、教える価値はある。私はもうちょっと彼ら(の一人)が良い点数が取れるようにしっかり教えて、ダメ男の上の「ビミョー男」からさらには「モテ男」(たしか20票まで)、さらには超モテ男(21票から)にしてあげようと思ったのです。今回はクイズの出来が悪い国分君の担当になった。うーん、得た票が20票。もう一票で「モテ男」だったのに。でも一ランクアップ。
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 せっかく世田谷に行ったので、その後は街の様子が激変しているとよく聞く自由が丘に流れたのです。タウン・ワッチングは私の趣味の一つ。どんな店が出てきていて、どんな街になっているのか。もっとも、私に昔の自由が丘の記憶が鮮明にあるわけではない。奥沢には親戚の医者が居ましたからたまに行ったのですが、それでも頻度高いわけではなかった。

 しかし行って思ったのは、住宅街の真ん中にあるにふさわしい街作り、街の展開が進んでいるということ。まず店の比率において圧倒的に家庭用品の店が多い。「入りたい」と思って入った店だけで、5つはあった。あとは、やはり女性の衣料の店かな。

 二つの通りが面白かった。北口から少し離れたところに、車の入りを出来なくしたファッション通りが出来ていた。むろん飲食店もあるのですが、ちょっと入りたいしゃれた店が多かった。男性衣料もあったな。結構なブランド・ショップも進出。そこから少し離れたところには、ロンドンで見かけた「NEXT」という店が来ていて、これは去年ロンドンに行ったときに入った店なので、「へえ....」という感じ。ロンドンの店より綺麗だったな。

 南口にも遊歩道があって、その周りには新しい店がどんどん出来ているという印象。まだ街として完成はしていない。一つ美味しそうなスペアリブの店があって、ここは混んでいた。面白かったのは、自由が丘デパートという古い細長い、まるで上野を思わせるような、ウナギの寝床的な商店街がそっくり昔のまま残っていること。なんか自由が丘には二つの時代が同居している印象を持ちました。

 うーん、思ったのはジャズバーとか、バーとか飲む場所が少ない。焼鳥屋はあったけど、まああそこまでたどり着いたらもう買い物して家に帰るんでしょうね。でも活気はあるし、駅前には人待ちの人の固まりが出来ていた。ということは、あの駅で待ち合わせて、そこからあの周辺どこかに行く人が多い、デートコースになっているということでしょう。

 あの街は、当面あの新旧入り交じったアンバランスが面白いかも知れない、と思いました。


2005年11月21日(月曜日)

 (23:10)講談社から電話があって日本力の5刷りが決定と。まあ一回の刷りで2000部ですから、5刷りということは1万部。初版と合わせるとまあまあの部数になってきた。嬉しい知らせでした。もっと大勢の方に読んで頂きたいと思っているのです。

 それはそれとして、今日は用事があって紀尾井町のホテルに行ったら、えらい警備。タクシーに乗って乗り付けようとしても、「どちらに行かれるのですが」と聞かれる。あとで聞いたのですが、鎌倉橋のところでも誰何が行われていたという。

 ロシアの大統領はてっきり迎賓館に泊まっていると思っていたのですが、どうやら彼自身が紀尾井町のホテルに宿泊したいと主張したようです。なぜ主張したかは不明ですが、警備陣にはえらい迷惑でしょうな。ホテルの利用者も迷惑ですが、確かに二度三度と迎賓館に泊まるのは何ら面白くないでしょうから、プーチンの気持ちは分かる。

 もっとも何でもそうですが、ホテル内の飲食店にはプラス、マイナスがあったようで。天麩羅と寿司のレストランにはロシアの人々がわんさと押しかけて、ラッキー。しかし、蕎麦屋はてんでだめだったようです。まあ全体ではどうなんでしょうか。宿泊代は外務省が払うんでしょうが。

 明日にはお帰りになるそうですから、午後くらいからは紀尾井町にも平和が戻るんでしょうが。


2005年11月20日(日曜日)

 (23:10)富士山麓に住む先輩のTさんにすっかりスケジュール管理されて、全く希有なことですが二日も連続して芝刈りをしました。まあまあの成績ですかね。

 土曜日は面白い企画。いろいろな人が、いろいろなクラブに所属している。その各クラブの所属から4人の代表選手(代表選考会をしたクラブも多い)を選び、その中の上位3人のスコアの合計を競って、クラブ対抗のコンペを行ったのです。ですから、ハンディなしのストロークプレー。私の記憶でも、ハンディ戦でないコンペというのは、クラチャン以外にはない。

 ホールアウトですから、okなしで最後のパットまでやる。完全ノータッチ。OBは何回でも打ち直し。ただしロストだけは2打罰でなくなったと思われる地点からの前進。6クラブ(富士レイク、入間、中津川、オリムピック、岡部チサン、裾野)の参加で、23人が参加したうち各クラブ上位3人だから18人のスコアがカウントされ、一位は富士レイクの271。ははは、私は93で同クラブの3番手のスコアで優勝に貢献。うーん、Mさんが同クラブ4着でスコアがカウントされないとは意外、意外。

 一位と二位の差は271対272でわずかに1。接戦だったのです。6着は裾野の287で、一位との差は16もあり、それを3で割れば5以上。つまり、一人当たり5打も余計に打っている。彼ら、次は入れ替え戦か。ははは。冗談です。

 思ったのは、ハンディなしのストロークプレーはなかなか面白い、ということです。かつ、日頃会っていない懐かしい人に会える。福田さんとは久しぶりだだったな。しばらく会わないうちに、えらくやせた奴もいた。昔はうまいと思っていたが、今回は同スコアだった。次は許さん。ははは。なかなか良い企画だと思いました。企画した人の調子がちょっと悪かったのがお気の毒でしたな......。
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 日曜日は数キロしか離れていない場所で、今度はちょっと遊びチック。一応コンペの形を取っているのですが、飲み友達達が久しぶりに体操しに来たという印象で、私も何故だかそこに入れられていた。ああ、スコアもそんな感じ。なにせ、優勝94と二位の111が17打も差があったのには驚いたな。ははは、まあこれも面白かったし、ここでも懐かしい人に会えた。小田さんと会ったのは何年ぶりかな。

 しかし、寒かった。思ったのは、午前中の方が暖かいということです。富士山麓は午後になると急に寒くなる。午後1時でも2時でも寒くなるのです。あれで風があったら大変だったのですが、風が出なかったのが良かった。

 まあ良い運動になった。土日の番組がないのは、こういうことができるという点でナイス。


2005年11月18日(金曜日)

 (23:10)日本が特にそうですが、株が世界的に強い。一番弱くなってもおかしくないと思われるアメリカの株式市場が、GMのピンチ(破産説が流れる)にもかかわらず結構堅調で、「これだといけそうだ」ということで、世界中の株価が上げている。金曜日の東京市場はなかでも例外的に強かったと言えるので、その後の欧米市場では利食いが入るかもしれないが、それにしても全体的に強い。

 特徴は、世界的に長期金利が下がっている中で、通貨の強い国、弱い国に関係なく株が上げている点。これは株と債券の両方にお金が入っていることを意味しており、その規模から推察すると、産油国の資金が動いている兆候が伺える。

 問題は持続性だが、かなりあると見ている。世界的に、金利、特に長期金利は上がりそうで上がらない。一方で、資金の集積は産油国を中心に進んでいる。加えて欧州の景況がかなり良くなるなど、今の世界経済はかなり集合的に成長モメンタムが強まっている。ウォール街には有名な諺がある。

強気相場は、絶望の中で生まれ、悲観の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく
 だと思った。さて、今の段階がどこに相当するのか。各投資家がどう考えるかによる。


2005年11月17日(木曜日)

 (23:10)インタビューの多い一日でした。朝一番には、オーストリアのTVが「Japan Week」という英語に相当する番組を持っているそうで、日本にまで取材に来て、私のところに来た。カメラマンまでオーストリア人で、なかなか大仕掛けでした。何を聞くのかと思ったら

  1. 日本の景気回復の現状と郵政民営化などの改革がもたらす影響
  2. それが海外企業に対するオープン・ドアとなるのかどうか
  3. 日本の景気回復は貧富の格差を拡大する可能性はないのか
 と。まあそんな点を聞いてくるんだろうな、と思っている諸点でした。どう答えたかは大体おわかりだと思うのですが、英語で答えたのでちょっと回答がシャープになったのかもしれない。昔から私は英語でインタビューを受けると、かなりストレートになると言われている。今回もそうだった気がする。

 それが終わったら、今度はCircusというなかなか凄い雑誌との。私はこの雑誌を今まで買ったことはないが、コンビニなんかに置いてあるのは知っていた。結構な部数が出ているようで、本の宣伝にもなると思ってインタビューを受けたもの。多分新年号かな。
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 松井がヤンキースと4年60億円超で契約した。ずっと松井という選手を追っている人間として、実は松井はかなり残るかどうか迷ったと思っている。松井は日本のいろいろな雑誌や新聞に「松井日記」というような表題で文章を送っているが、そのかなりの部分に目を通している人間として、松井がややヤンキースに嫌気がさしていると思われる点、そして自分の存在がもっと大きいチームでやりたい気持ちを表していたことを鮮明に覚えているからだ。

 松井がややヤンキースに嫌気がさしていると思っている根拠としては、彼が表明している投手力倒壊に対する不満だ。今年は酷かった。それでも、地区優勝はした。しかし、対エンジェルスで負けて今年は終わり。松井はずっと、「自分がもっと大きいところでやったときにどうなるかを見てみたい」と言っていた。彼は「パズルのピース」ではない。

 私が今でもはっきり覚えているのは、ジャイアンツから5億円を提示されたとき、「これ以上もらっても使いようがない」と言ったこと。だから、ニューヨークの新聞が何と書こうと、銭ゲバではなかったのだと思う。残るのなら、このくらいもらっていないと他の選手とのバランスが取れないと考えたのだと思う。

 とすると、彼はなぜ残ったのか。移った方がお金は増えたかもしれない。やはり、「ヤンキースでのやり残し」と思っているのは、プレーオフでの最後の試合の最後の打席で打たなかったことだと思う。だから彼は残る決意をした。

 しかし、それが彼の人生にとって良かったかどうかは分からない。良くするしかないが、それはワールド・シリーズで優勝することだ。しかも自分が打って。同僚のロドリゲスがMVPになった。ロドリゲス自身もそっけなかったと外電は伝えている。そうだろう。1割3分のプレーオフでの打率では、ロドリゲスも喜べない。松井もプレーオフは確か2割だった。

 ヤンキースについて言うと、「もうレギュラーシーズンの優勝は結構」ということだろう。ワイルドカードでプレーオフに出て、ワールドシリーズに達することだ。そして勝つのがヤンキースがチャンピオンになる一番の近道だと思う。記者会見の時の松井のどこか冴えない顔が冴えた顔になるとしたら、今後1〜2年の間に自分の打棒がふるって優勝できることしかないと思う。


2005年11月16日(水曜日)

 (23:10)本当に千葉とは縁がないというか、相性が悪い。今日も千葉みなとに行くのに東京駅からの所要時間を調べたのです。38分くらいでしたかね。で、到着予想時間とあわせて、「まあこのくらいで」と思って東京三菱銀行の地下に行ったのです。

 そしたら驚愕したことに、京葉線の蘇我行きというのは30分に一本くらいしかないことが分かった。着いたらちょうど電車が出たばかりで、あとは27分後だということが分かった。所要時間38分ですが、27分待たされたらそりゃ予定到着時間に遅れる。まあ、いろいろあります。千葉でゴルフを約束していて、丸の内北口に着いたら、「その電車は京葉線の電車」と言われて、諦めたこと2回あり。ま、徐々に千葉には慣れてきましたが。

 いろいろあった一日でしたが、韓国からの友人2人と約3時間に渡って行った議論は面白かった。日本で「朝鮮半島専門家」といわれる人達の知識がいかに間違っているかが鮮明に分かった。大体金正日の後継者を3人の息子に限っていることからしておかしい。ちょっと eye-opening だったですな。

 いろいろな議論をして、ここでは書ききれない。自分の中で少し調査・反芻しようと思っています。こういう議論は好きだな。残念だったのは、北朝鮮の体制が暫く続きそうな印象が強くなったことです。


2005年11月15日(火曜日)

 (24:10)夕方福岡から帰ってきたら、二つのことに気が付きました。それは、「東京は寒い」ということとと、たまたま赤坂のアメリカ大使館の周りを通ったのですが、それはそれは厳しい警戒でした。「あれ、ブッシュは大阪に到着する予定なのに」と思っていたら、大使館の前で歓迎派と反対派が競って音を大使館に向かって出している。これじゃ警戒を高めるのはやむを得ない、と。

 ところで、13日日曜日に放映されたNHKハイビジョン、BS1の「スクリーンウォーズ」は、なかなか評判が良かったようです。NHKの担当者からもメールを事後にもらって、

 「大変好評裡に放送を終えることが出来ました。中でもスタジオは屈指の出来との評価を頂きました。誠に有難う御座居ました。」
 何人の方からもメールをもらいました。tks。ワンテーマ2時間というのは、なかなかない。NHKの良いところですから、そういうところで面白い話題が取り上げられるなら、私としても今後とも参加したいと思いました。いつも細切れの番組に出ることが多いとそういう思いを深くします。


2005年11月15日(火曜日)

 (16:10)久しぶりに福岡に来ています。いつ来ても、この街は活気があって良い。街に艶がある。最近はまた、九州国立博物館が太宰府のそばに開館し(10月半ば)、新しい魅力が増えた。夜の街にも活気があるし、日本でも名古屋に次いで元気の良い街かもしれない。

 時間を見付けてこの新しい国立博物館にも行きましたが、太宰府からも歩いて直ぐ。まあウィークデーにもかかわらず、凄い人出。主に年寄りが多い。バスで来ているのです。新しくこの博物館見学が組み込まれたんでしょう。しかし、良く話しを聞いていると、韓国や中国からの見物客が多いことに気付く。何割くらいかは分からないが、とにかく飛び交っている言葉が、韓国の言葉だったり、中国の言葉だったり。それを聞いていて、阿蘇山の山頂がほとんど外国人に占められていたことを思い出しました。

 日本人の年寄りの中に、韓国の人々や中国の人々がうまくとけ込んでいるという印象。着ているものの差はなくなった。展示されている美術品、年代品も中国や韓国から来たものが多い。そういう意味では、展示物も観客もうまくミックスアップされている。あまりに込んでいて一点一点をゆっくり見られない面もあったのですが、見ながら古代史が好きだった親父だったらメチャ喜んだろうにと思いました。

 九州はもともと分化交流の地。ここに国立博物館を作ろうという動きはずっと以前からあったらしい。そりゃそうだ。古代の日本にとっては、もっとも外の情報がは入りやすい場所だったのは、北九州です。文化の十字路。

 福岡の知り合いが食事中に面白い言葉を編み出していました。「玄界灘経済圏」。例えば福岡を中心において半径200キロで円周を引いて、その中で生産されている自動車の台数を合わせると(日本と韓国を含むという意味です)、合計400万台近くになる。これは、世界で2004年に生産された乗用車の台数4400万台の約1割だといった具体。つまり、九州は北海道と違って経済圏としても大きいのです。

 そういうことも考えながら、ひょっとしてこの街は大きく変貌するかも知れないと思いました。確かに大企業は少ない。しかし、新しい産業を生むには結構立場が良い街かも知れない、と。


2005年11月14日(月曜日)

 (23:10)円安が止まらない。この文章を書いている現在、118円台の後半。他の通貨に対しても弱含みで、株が上がろうと下がろうと円安基調は変わらないという印象。まあ、予想通りなのですが、こんなにだらだらと円安が進むと、「いつか円高に一時的にも振れるのではないか」と思うこともある。

 円安になる原因は、ここに掲載している文章でずっと分析している。だから止まらないとは思っているのですが、それにしてもあまりにも「続くなあ....」と。

 日本の金融政策に関しては、月曜日に小泉首相が「(解除は)まだ早いのではないか。物価(の上昇率)がゼロ以上ないと。まだデフレ状況だ」と発言。ちょっと喋りすぎですかね。金融政策は日銀に任せてあるとだけ言えば良い物を。誰か入れ知恵したのか。まあ私は環境さえ整えば、日銀は量的金融緩和措置の解除をすると思いますが。


2005年11月12日(土曜日)

 (10:10)スパイウエアに関する記述には、大勢の方からメールを頂きました。有り難うございました。ソフトウエアキーボードにもいろいろと問題があるようですね。この問題はまたちょっとまとまったところで取り上げようと思います。

 ところで、明日日曜日13日に二つの番組に出ますので、時間がある方には是非見て頂きたいと思います。時間的に早いのはTBSテレビのがっちりマンデー!!。HPはご覧の通りおとぼけスタイルなのですが、結構面白い経済バラエティー番組なんですよ。今までも何回も出てきた。明日13日の放送分は、「携帯電話最終戦争」とタイトルが付けられている。今日これから収録なので、どういう番組になるのか。ベッキーちゃんが来るらしい。放映は、TBSテレビ午前7時30分。30分番組です。

 次が、NHKのハイビジョン、衛星放送系の番組である「世界潮流2005」です。隔月の第二日曜日放送という頻度の高くない番組ですが、今回はスクリーンウォーズを表題に、約2時間に渡って世界の映画産業や日本やアジアの映画の現在と将来を討議します。私は映画ファンですが映画の専門家ではない。だから私が得意とする視点からのMC的参加。最近では私としても一番力が入った番組です。いや、すべての番組に全力を投入しているのですがね。放送予定は、

NHKハイビジョン   11月13日(日) 午前8:10〜9:50
NHK衛星第1放送  11月13日(日) 午後10:10〜00:00
          (ニュースをはさんで)
 TBSからNHKハイビジョンと渡れば、ニュースの10分間を置くだけで続いちゃいますからちょっと長くなりますが、映画の話しですからハイビジョンの方が綺麗かも知れない。この方の収録はもう先週だったか済んでいて、最終的な仕上げがどうなったか私も楽しみ。NHKの方からのメールでは、「面白い番組に仕上がった」ということですが。


2005年11月11日(金曜日)

 (06:10)メールで勝手に送られてくるスパイウエアの被害に遭わないために何を出来るのか。ちょっと考えていて、次のような対処・対策を思いつきました。CD-ROMは不審なものはインストールしないことで撃退できるが、メールはつい開けてしまう。スパイウエアとして入っているのはキーロガー(PC使用者のキー操作アクションを仕掛け人に送り届けるソフトウエア)だったりするわけですが、それをどう消去し、役立たずにするかです。

  1. ウィルス対策ソフトを常にアップデートする
  2. 不審なメール、不審なCD-ROMを開かない、駆動しない
  3. 金融機関口座に入るときには、口座番号や暗証番号入力でなるべくソフトウエア キーボードを使う
  4. メールを受信するPCと、ネット取引するPCを別にする
  5. なるべく携帯電話で金融取引をする
 このサイトを専門家の方が見ていてもっと良いアイデアがあるという方はメール下さい。ソフトウエアキーボードは私が知っている限りでは新生銀行や三井住友銀行が使っている。キーボードを使わない、画面上のキーボードをクリックで数値決定していくソフトウエアです。


2005年11月10日(木曜日)

 (23:10)この二日間風邪を引きかけたような、若干熱があるような、ちょっと声が出にくくなったような状況だったのですが、早めに風邪薬を飲んでよく寝たら、大分回復した気分。なんでも早め早めが良いようで。

 今の時期に風邪がはやるというのは良く分かる。寒くなっているのに、対応が遅れる。遅れているうちに、からだが寒気をつかむ。そしてそれでもちゃんとした対応を取らないと、風邪を引くという流れ。もうそういう流れを何回繰り返したんでしょうか。自分でもがっかりしますね。ちょっと気を付ければ良いのに。

 珍しく長い原稿を書いていたり、講演が入っていて書けなかったのですが、この二日間面白い会合がありました。ここで書けないようなことも多かったのですが、日本と中国が同じような顔をしていながら、如何に違うかという話し。いや、どちらが良い悪いではなくて、如何に日本人と中国人は話しをしなければ分からないし、話しをしても分からないところが残るのか、という話し。

 みんな自分のところが当たり前と思っている。しかし、ある国の常識は他の国では非常識。そんなことがいっぱいある。それを男だけで延々と話して、物好きなことだと重いながら。しかし、興味深かった。またああいう会合はしたい。

 講演はホテル業界の方々が相手だったのですが、「ホテル・ジャーナリスト」といった人にも会えて、その人との共通の友人が内山さんだったりして、人のつながりとは面白い。最近本当に思うんですよ。会った人の知り合いには、必ず私の知り合いが一人はいる、と。そんな気がするのです。彼女のキューバの話しは面白かったな。ぜひ一度行きたいと思っているのです。


2005年11月08日(火曜日)

 (23:10)「Somewhat crazy !」

 8日の東京市場の出来高が45億株の過去最高となったことで、最初に私が感じたことだ。今までの最高は2日の37億株で、それをわずか数日のうちに8億株も上回った。つい1年前は一日8億株が出来れば、「今日は良く出来た」というのが東京株式市場だった。

 80年代の後半の、前回日本が株ブームに乗っていたときの一日の出来高は約10億株だから、私は嫌いだが当時を「バブル」と表現する人達だったら、今の市場はまさに「超バブル」ということになる。変わったのは何かといえば、株取引のツール、テクノロジーの変化だ。

 80年代には、インターネットは一般化していなかった。携帯電話で株取引も出来なかった。皆90年代のツールだ。しかし、本当に株取引がツールとしてネット(ケイタイを含めて)を広範に経由し始めたのは21世紀に入ったからだ。市場の上げ基調とツールの普及が一体化して、市場全体の変質を呼んでいる。

 ある人は、「おかしい」と言い、「こんな事が続くはずがない」と言うかも知れない。そうかもしれない。しかし、テクノロジーの著しい進展と、それに伴う市場への「ユビキタス的アクセサビリティーの著しい向上」を考えれば、今の状態が常態になるとも予感できる。電車の中からでも、株取引が容易に出来る時代だ。数日前には、地下鉄の車内からケイタイで株取引をしている人を見つけた。もっともまだ地下鉄四谷駅で地上だったが。これからは、地下鉄全線がケイタイ使用可能になる。

 8日の市場では、住友金属工業の出来高が5.3億株を超えた。日本の株低迷期には、市場全体の一日の取引量に相当する。この出来高で、住金は蝶のように舞った。昨日は39円高の460円になった。この株が50円を割って毎日ほとんど動かない日々があったことを知っている身としては、「変われば変わるもの」と思うし、新日鐵の株価を住金が上回ったことに感慨もある。many many why だ。

 しかし、「バブルは事後的にしか分からない」というグリーンスパンの言葉には根拠があると思っている私には、これも動かし難い現実かも知れないという気持ちもある。投資家層が変わったと言うことも言える。80年代に株取引はまだ手がけている人は少なかったし、やっていてもザラ場に参加できる人は少なかった。

 株取引のツールが揃い、そして投資家層も厚く、かつ知識ある人々になってきている。1947年から49年までの3年間に生まれた人806万人を「団塊の世代」と呼ぶが、彼らはその前の世代よりも遙かに経済知識が豊かで、動かせる資金も持っている。その中のかなりの部分は、既に仕事の第一線からは退き、「取引」を趣味としたり準趣味としている。

 株取引は、若者の間でもブームになりつつあるように思う。主婦の間でも、知識もお金もある女性の間でも。ほとんど利子が付かない預金よりも、一日で10%近くも値上がりする銘柄がゴロゴロある東京株式市場の方が面白い、と考える人がいたとしても不思議ではない。お金を動かすのは楽しい。予想が当たれば、もっと楽しい。日本人の金融資産の一部が、株や外貨に向かうのはごく自然の流れのように思うし、今はそれが加速していると考えることが可能だ。

 だから、私が今の市場を「Somewhat crazy !」と考えるのは、間違っているのかも知れない。しかし、up down を何回も見てきた身としては、少なくともこう考える。もう20年くらい前にウォール・ストリート・ジャーナルの記事の中に見つけた言葉だ。「うまい」と唸った記憶がある。

 「Enjoy the party but dance close to the door.」


2005年11月07日(月曜日)

 (23:10)面白いが、なるほどなという言葉を聞きました。結構使えそう。

 神保町の威亮亭という中華・新世界(岩波書店の前)の姉妹店で食事の約束があったので、書店側から反対側に行こうと横断歩道橋で信号待ちをしていたときでした。後ろに来た男性が携帯電話で話を始めた。直ぐ後ろだから、全部聞こえる。

 まったく聞く気もなく聞いていたのです。しかし、私の耳は彼が使った一つの言葉に反応した。彼は何か仕事の打ち合わせをしていたのでしょう。その中で、「じゃ、なるはやでお願い」と言ったのです。何を話していたのか知らないが、「なるはや」と聞いて、「へえ、そうなんだ」と。

 まあ一発で意味は分かる。「なるべく速く、早く」の略です。「なるはや」ね。このつづめ方は、誰にでも分かるという点で素晴らしい。4人の食事会だったのですが、私がのっけからこういう表現があって面白かった、という話をしたら2人は「へえ....」で、もう一人が「あ、私は使わないんですが、使い人はいますよ....」と。

 分かった一人はビジネス上の打ち合わせが多い人で、確かに最近はそういう表現を使う人が多くなっていると言う。彼はまたこうも言った。「エーサップ」という人もいますよね、と。彼が言う「エーサップ」というのは、「ASAP」の略です。「As Soon As Possible」の略で、恐らくこの単語が一般化するきっかけとなったのは、ロイターの為替直物相場スクリーンにこの名前が付いていたため。為替に関係する人は通常、「アサップ」と表現する。しかし彼は「エーサップ」と表現したので、これが一般化しているのかも知れない。

 面白かったので直ちに使ってみようと思って、店の従業員に「じゃ、ビールなるはやでお願い」と言ったら、恐らく中国の方だったのだからだと思いますが、なんかとんちんかんな答えが返ってきた。うーん、分からない人もまだいるようで......。


2005年11月06日(日曜日)

 (23:10)映画を見ました。「私の頭の中の消しゴム」(http://www.keshigomu.jp/index2.html)という韓国の映画を映画館で、あと一本は「再見」(ツァイツェン)という中国の映画をDVDで。後者はもう古い映画です。両親をなくした4人兄弟が、20年の歳月を経て会うという物語。あまりわくわくはしなかった。

 韓国の「消しゴム」はなかなかうまい作り方をしているな、という印象。若年性アルツハイマー病を取り扱っているのですが、吹っ切れた見応えのある作りをしている。めそめそした部分が少ないのが良い。別に俳優がうまいわけではないが、切れ味の良い映画になっている。

 本も一冊面白いのを。「下流社会」というのです。手に取るときに「どうしようかな」と思ったのですが、面白いかも知れない、下流社会なる社会をどう定義しているのかに興味があって。

 全体には統計や数字が多くて、ちょっと癖壁とするところがある。しかし、所々に非常に示唆に富む部分がある。だから、「読んで損した」という印象を持つことはない。「下流社会」が意欲から生まれる、というのは斬新な発想で面白かった。「300万」だとか「下流」だとか。忙しい世の中です。


2005年11月04日(金曜日)

 (23:10)明治安田生命の不祥事の背景に関する記事を読んでいて、「そりゃないよ...」と。予定死亡率を実際の死亡率が下回ることによって生ずる利益を生保業界では「死差益」というのですが、なんとこの会社ではそれを増やすように経営サイドから指示が出ていたというのです。

 生保は契約時に「予定死亡率」「予定経費」「予定運用利回り」(死亡、経費、運用と覚えれば良い)の三つを設定して、これをもとに保険料を決定している。ということは、実際の死亡率と経費が予定を下回り、運用利回りが予定を上回れば、生保の利益は当初予定水準より増加することになる。

 このうち生保の経営努力は、本来は後の二つ、つまり「経費」と「運用」の改善に集中すべきものだ。なぜなら、「実際の死亡率」は本来自然の摂理に任せざるを得ない性格のものだからだ。経費を詰め、運用をうまく回すことにこそ生保の知恵が発揮されるべきだ。

 ところが、明治安田は本来努力すべきところが「もう限界」とばかりに、死差益を増やそうとした。実際に死ぬ人の数はコントロールできないから、何が出来るかと言えば「死んでも保険金を支払わなくて良い人」の数を増やすしかない。これは、契約を取っておきながら保険金を支払わない人を増やすと言うことだ。

 新聞報道などによると、1000件を上回る不当な不払いの中には、「保険に入る前に病歴などを報告する告知義務に重大な違反があったとして保険を支払わなかった」(詐欺無効)の不当なケースや、「保険の外務員が勧誘の際に病気を告知しないように勧め、後で告知義務違反だとして支払わなかった」ケースもあるという。ちょっと酷い。

 保険は日本人に極めて身近なものだ。日本人は世界一保険が好きな民族とも言われる。考えてみれば、私自身の身の回りにも保険だらけだ。ガン保険、地震保険、所有不動産に対する保険、ゴルフ保険、障害保険などなど。何の保険なのか知らずに保険金を支払っているケースも多い。払っていながら無関心、というのが日本人の特徴かもしれない。貯蓄と保険が入り交じっているのも日本の特徴だ。

 まあそれは、何かあったらきちんと支払ってくれるだろうという信頼があったからだ。大体において日本人の保険は、近所、親戚、そして会社から勧められる。もうこれは信頼するしかない。しかし明治安田のケースを見ると、実は信頼できないケースもあることが明確になった。

 日本の生保さんには、もっと運用にうまくなって欲しい....と思いますよ。ソルベンシーマージンなど難しいハードルが出来てしまった事情は知っていますが、それにしても投資は磨けばちゃんと結果が出る。危なっかしい裁量的な投資手法、個人に頼った投資など信頼できないという面はあるかもしれない。しかし、今のままの基本横並びの運用では、個性も何もあったものじゃない。外からの勢力にやられてしまう気がする。

 まあ、この株高、そして債券安の危険性の高まりの局面で、それでも生保間の運用競争には少し差が付くんでしょうな。くれぐれも「死差益」などで競争上優位に立とうなんて考えないで欲しい。
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 さっき見たニュース。「そうだろうな」と。「急速に市場が拡大しているデジタル携帯音楽プレーヤーの国内市場で、米アップルコンピュータのiPodのの独走が鮮明になってきた」という。iPodがポッドキャストを始め、さらにテレビまで受信できるシステムになったときに、ラジオ番組で「これで勝負あったという気がする」と述べたのが3週間くらい前ですかね。

 そりゃそうですよ。日本のメーカーは追いかけるのがやっとという状況。今の日本の携帯音楽機器市場では、私が知っている範囲では日本メーカーには「Podcast」に相当するサービルもなければ、テレビもない。次々に新製品が出てきているのに。アップルの優位は確たるものになり、記事には「音楽配信サービスの開始や相次ぐ新製品投入でライバルを突き放し、シェア(市場占有率)で5割を超えた」とある。ほんまに日本のメーカーにはしっかりして欲しい。

 アップルは8月に国内で音楽配信サービス「アイチューンズ・ミュージックストア」を開始。9月には超薄い「iPod nano」を発売。これがまた可愛いんですな。ミニで消えていた表示スクリーンを取り戻したのが良かったと思う。銀座のアップルショップによく行くのですが、いつも凄い人だかり。「デザイン性が受けた」(大手量販店)といっているらしいが、デザインよし、機能よしでは日本メーカーは勝てない。なおシェアに関しては、民間調査会社であるBCN総研の数字だという。


2005年11月03日(木曜日)

 (23:10)今週はまだ一日残っているのですが、いつもやっている仕事以外に、結構面白い仕事があったな.....と。人生、レギュラーものだけだと面白くない。普段やらないことをやると、それがアクセントになる。

 週前半で「やって良かった」と思ったのは、NHKのBS1で11月13日日曜日の夜10時から放送される「世界潮流2005」です。他の時間でも再放送されると思うのですが、世界の映画産業をまずハリウッドから眺め、その後に日本を含めたアジアの映画産業の動きを追う、という番組。

 映画プロデューサーの井関さん(代表作『始皇帝暗殺』、『スモーク』など)、それにキネマ旬報映画総合研究所所長の掛尾良夫さんは、映画のプロ。お二人に加えて私が経済的な視点を入れるという構成。まあ一応テレビに出慣れているということで、私が司会的なMC的な役割を担当。「2時間枠の大型ドキュメント&トーク番組」ということで、久しぶりにやりがいのある収録だったのです。

 ナマ番組の出演が多い私には、最初ちょっと不慣れなこともありました。ナマだと最初から「こう言うしかない」という取り組みになるのですが、収録番組は「ああ言おう、こう言おう」と思っているうちに、「ハイ....」となってそこで言った言葉が自分で気にくわなかったり、番組サイドの要望とちょっと違っていたり。まあそれが出来るのが収録番組のおもしろ味でもあるんですが。

 井関さん、掛尾さんとは面白い話が出来たと思っているのです。時に二人が困るような切り方、質問の仕方もしましたが、番組は出ている方も、見ている方もドキドキする方が良いというのが私の考え方で、2時間も時間があるのだから、こっちから切ったり、あっちから切ったり。最後は日本の映画産業に対する不満爆発といった感じになったんですが。

 一映画ファンとすれば、結局こういうことです。「ハリウッド作だろうがなんだろうが、結局良い映画を見れれば良い...」と。そういう意味では、今はちょっと不作の時期ですかね。まだ「春の雪」は見てありませんが。収録は面白いんですよ。「その部分ちょっと厚み足りない」ということだと、それに再挑戦できる。ははは、良い勉強になりました。ああいうディープな番組だったら、またやりたい。
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 アメリカでグリーンスパンからバーナンキへのバトンタッチが秒読みになる中で、量的金融緩和解除の秒読みが日本で開始。それに焦点を当てたフォーラムがあったのは水曜日でした。日本橋コレドの5階で。結構大きいホールがあるんですよ。久しぶりに分野を限った「頭の体操」として、また他のエコノミストが何を考えているかを見る上でも面白かった。

 出席者は、モルガンの菅野さん、バークレイズの小林さん、ドイツ証券の安達さん。グリーンスパンの交代確定で、いよいよ世界の目は日本銀行、中でも福井さんに集まるわけです。その日本銀行の動き、それが日本経済、世界の市場に与える影響を1時間半に渡って。

 加えて、今の市場には多くの「why」がある。石油がこんなに上がっているのに、世界的になぜ長期金利が上がらないのか、日本の景気が回復し株価も順調ななかでの円安の進行はなぜなど。さらに、インフレとデフレの共存はどういう形で解消されるのか、それともしないのか....などなど。これらの問題に関しては非常に有意義な討議が出来たし、その後の質疑応答を含めれば、結構中身のある議論が出来たと思う。

 こういう時の司会で重要なのは、一人一人の発言者の発言を切りの良い、ポイントを突いたものに如何に向かせるかなんですよ。ある人が延々と喋り始めると、それで場がもたなくなる。それはテレビの技術で、私はビシビシ発言を遮る。それが場を引き締める方法なんですよ。しかし、こういう場でそういうことをされたエコノミストは多くないから、ちょっと皆さんにビックリされてしまったかも。お三人の中では、安達さんと小林さんの話の中にはなかなか斬新な中身があったと思うし、菅野さんの見方は一番整理されていた。

 聞きに来ておられる方々も、まあプロという前提で。だから専門用語が飛び交ったかもしれないのですが、それはそれでまどろっこしい話しにはならなくて良かったと思う。こういうフォーラムもまた機会があったらしたい。


2005年11月02日(水曜日)

 (08:10)パーティションの変更に関するソフトを紹介したら、あちこちからメールを頂きました。内藤さんなんか、「容量の大きいPCを買ったら.....」的な冷たい反応。

 実は私は凄く物持ちが良い。ソニーのR505なんかをまだ全く問題なく使っているのです。Windows2000で、出て直ぐに買ったのでもう5年は使っている。確実にその間に、「C」のディスクが一杯になったこともあったし、どうも調子が悪くなったので2回くらいハードディスクを初期化して洗い直してからまた使ったりしている。だから、「C」は小さかったんですよ。ちゃんと「良いソフトを紹介頂いた」と言ってくれた人もいたんですけどね。

 今日の新聞には、面白い製品が紹介されていた。もう切り取ったのでどの新聞だったか分からないのですが、多分日経産業だと思う。「USBメモリー メール受信ソフト搭載」というのです。つまり、USBメモリーに電子メール受信機能を潜り込ませて、コンピューターを違えても同じ携帯USB内のメール受信ソフトで受信できる、というのです。

 見るだけなら、今でもリモートメールがあるので、国内にいても海外にいても、自分の個人メールアドレスに来たメールは見られる。まあそれがUSBメモリーでも出来るようになったと言うことです。それにも興味を持ったのですが、実は発信メールは記憶してくれるのだろうか、というのが私にとっての一つの興味なのです。

 というのは、いくつかの違う場所でPCを使っている身としては、発信メールが気になるのです。なぜなら、受信メールはサーバーから落とさなければどのPCでも見れる。問題は、発信メールだからです。まあ「BCC」で発信の際には自分のメールアドレスにも送っておけば良いのですが、そうすると受信メール数がまたまた増えてしまう。だから本当は、このUSBメモリーのメールソフトの中に発信メールも一貫して残しておけば、「あれ、このメールには返信したっけ」とか、「どこまで返信したっけ」と悩まなくて済む。リモートメールではすべてを見れない添付データも見ることが出来る。うーん、アイ・オー・データさんには「発信メールもよろしく」とお願いしたい。
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 今日の新聞では日経のスポーツが面白い。大リーグで活躍中の日本人選手の成績を見ていたら、松井の安打が192に達していることを発見しました。5番打者としてはよく打っている方だと思う。イチローは206安打で、あまり変わらない。松井にも200本安打の可能性があったということです。それは知らなかった。

 日本人選手は、今年はポストシーズンが悪い。井口は0.191。最後は代えられちゃいました。松井は0.200。最後の2試合はノーヒット。特に最後の試合が.....。田口は一本もヒットを打っていない。7打数あったのですが。うーん、もうちょっとポストシーズンに強くなって欲しい。

 その最後の2試合を含めて、ポストシーズンに関する松井の文章がなかなか良い。きっと誰かが文章を研ぎ澄ましているのでしょうが、「負けた。」で始まる文章はなかなか読ませる。ここには「(ジーターにあわせて)あと5年契約で....」といった発言があるのですが、ニューヨークの新聞には「4年以上を要求したら放出...」と書かれている。どうなるんでしょうか。

 ヤンキースはGMも変わらなかったし、トーリもそのまま。何かをいじった方が良い気がするが。しかし、地区優勝じゃなくて、ワイルドカード出場の方がヤンキースの場合はワールドシリーズを取れるような気がしているんですよ。まあ今年はシカゴが地区優勝→ワールドシリーズ制覇となって違いましたが、昨年までは確か3年連続してWC組が頂点に達していたと思った。


2005年11月02日(水曜日)

 (07:10)予想通りの4%へのFF金利引き上げでしたが、注目すべき点はいくつかある。まず第一は、前回9月の時には引き上げに反対したオルソン理事が今回は引き上げ賛成に回って、今回は「全員一致」となっていること。全理事が、今のアメリカ経済は利上げがふさわしいと考えたことになる。つまり、FRBの景況感は強気で一致している。少なくとも9月よりは不安感が消えた。

 第二に、カトリーナやその後続ハリケーンがもたらした雇用や生産に関する影響に関して、今回の声明はそれが「temporarily 」であると言い切っている点。前回9月の声明時はカトリーナの傷跡が生々しいときでまだ不安感が強かった関係から、「The widespread devastation in the Gulf region, the associated dislocation of economic activity, and the boost to energy prices imply that spending, production, and employment will be set back in the near term」という形で、「in the near term」という表現が使われていた。ハリケーン関連で米経済が受ける打撃は「temporarily 」と今回FOMCは見切ったことになる。

 加えて三番目に指摘できるのは、「ハリケーン打撃」どころか「economic activity that will likely be augmented by planned rebuilding in the hurricane-affected areas.」という形で、そもそも緩和的金融政策と生産性の高い基調的な伸びが支えて担っているアメリカ経済を「ハリケーン被災地域での復興活動が一層勢いづける」と見ていること。

 まあ、こういう点を考えれば、来月、つまり今年最後の12月13日のFOMCでもアメリカのFF金利は上がるんでしょうな。という視点で見れば、ドル高基調持続は今の時点では理解できる。

Release Date: November 1, 2005

For immediate release

The Federal Open Market Committee decided today to raise its target for the federal funds rate by 25 basis points to 4 percent.

Elevated energy prices and hurricane-related disruptions in economic activity have temporarily depressed output and employment. However, monetary policy accommodation, coupled with robust underlying growth in productivity, is providing ongoing support to economic activity that will likely be augmented by planned rebuilding in the hurricane-affected areas. The cumulative rise in energy and other costs has the potential to add to inflation pressures; however, core inflation has been relatively low in recent months and longer-term inflation expectations remain contained.

The Committee perceives that, with appropriate monetary policy action, the upside and downside risks to the attainment of both sustainable growth and price stability should be kept roughly equal. With underlying inflation expected to be contained, the Committee believes that policy accommodation can be removed at a pace that is likely to be measured. Nonetheless, the Committee will respond to changes in economic prospects as needed to fulfill its obligation to maintain price stability.

Voting for the FOMC monetary policy action were: Alan Greenspan, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Susan S. Bies; Roger W. Ferguson, Jr.; Richard W. Fisher; Donald L. Kohn; Michael H. Moskow; Mark W. Olson; Anthony M. Santomero; and Gary H. Stern.

In a related action, the Board of Governors unanimously approved a 25-basis point increase in the discount rate to 5 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of Boston, New York, Philadelphia, Cleveland, Richmond, Atlanta, Chicago, St. Louis, Minneapolis, Kansas City, Dallas, and San Francisco.


2005年11月01日(火曜日)

 (11:10)あってはならないことです。市場の一番重要な役割は、流動性を付与することなのに、肝心の市場そのものがしまってしまって全く流動性を付与できない。これは市場の信頼性にとって大きな問題です。日本はかつてはこういう障害が起きない国だったのですが。

 ところで、非常に役立つソフトを発見しました。Windowsを使っていた今まで一番「どうにかならなか」と思っていたのは、かなりハードディスク容量が大きいPCでも、「C」の容量がかなり小さく、使っていると、つまりソフトが増える中で使っていると直ぐにリミットに接近することでした。「D」は一杯空いているのに。

 でそうなると、「何がいらないかな」と「プログラムの追加と削除」を探し回ることになる。「D」のスペースを「C」に回せないかとずっと考えていたのです。そしたら、友人からパーティションを変えるソフトがあるというので、量販店に。教わったソフトではないのですが、ソースネクストから「Acronics PartitionExpert」というソフトが出ていることを店員さんに教えてもらいました。2000円もしなかったので、じゃもらっていくといって買ってきてやってみたのですが、比較的簡単に「C」の領域を拡大することに成功しました。

 私が成功したからと言って常に成功するとは限りませんが、同じような悩みに直面している人は試されたらちょっと気分が自由になった気がしますよ。今までは「C」の容量に小ささが気になっていましたから。

 「パーティションの変更」に関しては、リカバリー・ディスクの中にも入っている。しかしこちらは、最初からソフトウエアを全部入れ替えの形を取らねばならない。ちょっと大変です。



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