2003年02月28日(金曜日)

 (14:35)おお、これは記念にネットに残しておこう。松井が初めてアメリカで打ったホームランを扱ったニューヨーク・タイムズ一面のPDF ファイル。こうしておくと、ずっと残りますから。

 記事はここですが、なかなかユーモアのある記事です。記事を読んでいくと、あまり野球の記事では見かけない単語が登場する。

  1. Matsui rifled a home run over the right-field fence at Legends Field today.
  2. "He hit a rocket," Manager Joe Torre said. "He just hit a bullet."
 笑えるのは松井の話です。彼はなかなかユーモアがある。知らなかったのですが、日本のテレビは二つの局が中継していたらしい。早朝にもかかわらず。彼はこれを聞かれている。
Matsui had a better perspective, despite the hoopla. The game was broadcast live on two networks in Japan, even though Matsui's first plate appearance, a groundout to third, came at 3:45 a.m. there.

Would he have watched himself if he were back in Japan? "Absolutely, I would be asleep," Matsui said.

 「もちろん、自分が日本に居たら寝ていたよ......」と。彼のバッティングに関して興味深い分析を披露しているのは、去年ヤンキースに参加して苦労したジアンビーです。この試合では3番を打った。松井がホームランを打ったときには塁に出ていた。彼が注目したのは、ホームランを打つ前に松井が8球粘ったことなのです。
What impressed Giambi most was not the home run but the at-bat that led up to it. Matsui, who walked 114 times while batting .334 last season, saw eight pitches.

"That's part of his game a lot of people don't realize," Giambi said. "He's a great hitter, not just a great home-run hitter."

Contreras was in the dugout for the homer and admired what he saw. "It was a perfect swing," he said.

 ホームランに至る打席で8球粘ったことを「part of his game」と表現している。つまり、投手を自分のゲームに誘い込んだ、(多くの人はそれを悟っていないが)それが重要だとジアンビー。

 ま、よかったのではないでしょうか。もっともジアンビーも去年最初2本打った後が出なくて、シーズンの最初は苦労した。松井にそのことをアドバイスしたらしい。それにしても、松井らしいホームランで「rifle」「rocket」「bullet」という単語が似合う。引用した文章の最後に出てくるコントレーラスが不調で、試合はレッヅに対してヤンキースの3:9での負け。写真説明の「an otherwise miserable opening」という説明には、意味がある。


2003年02月28日(金曜日)

 (00:35)今月はやはり早い。もう最終日ですか。明日からは3月です。

 ところで、コンピューターの時間に関しては何人かの方から、XP以外でもPCの時間を合わせてくれるソフトがあります、と教えていただきました。窓の杜にあるサイトはここで、このなかから選べばよい。

 あと日本標準時間補正くんというソフトを紹介してくださった方、このページを紹介してくださった方など。

 私もXP以外のPCにはそのうち入れようかと思っています。tks


2003年02月27日(木曜日)

 (07:35)いまだにとんでもない内部時計を持つコンピューターからメールを送ってくる人がいる。メール受けの多い人に送った場合は、発信側コンピューターの内部時間が狂っているだけで、読まれない可能性が高い。なぜなら、遅れている場合には到着サイドのコンピューターの正確な内部時間から見ると、メーラーにひどく古いメールとして格納されたりする可能性が大だからです。

 面白いサイトを発見しました。日本標準時サイトです。WWWサーバーから供給される時間が出る。コンピューターの通信速度がどう影響しているのか知りませんが、まず合っているのでは。

 OSがXPのコンピューターの場合は、時間をダブルクリックして「インターネット時刻」と同期してある場合にはサイトの中頃の「あなたのコンピュータの内蔵時計」との差が「合っています(誤差1秒以内)」と出るはずです。2000以前のOSの場合は手動で直すしかない。


2003年02月27日(木曜日)

 (06:35)PCでの音楽再生に関しては、いろいろな方から情報を頂きました。tks 内藤さんから、「今週の日経PCがちょうど特集をやっているから、書店で立ち読みしたら...」と。

 ははは、読んで面白そうだったので、買いました。そして、買った雑誌をちらっと見てそのままBSジャパンのスタッフに渡しました。というのは、「映像のデジタル化」に関しても、結構まとまっていたからです。音のデジタル化に加えて。

 BSでやっている番組に関しては、毎週放送が終わると局サイドが番組のVHSのテープを送ってきてくれるのですが、一年間やっているとVHSテープが52本になる。もう一年やると、104本になる。さらにもう一年やると156本になる。大変な量です。一年弱の今までの分で、部屋がもはやVHSテープだらけになってしまった。

 で、私としては今までもらった分を自分でVHSテープよりはるかに薄いCD-Rに落としたい、と同時に今後の分に関しては最初からCD-Rで局サイドから送って欲しい。スタッフに「こんなに楽だから、お願いだからデジタル化して」といく気持ちで日経PCを渡したのです。これは不思議なのですが、テレビ局というのはもうすぐ映像処理のデジタル化が徹底するという時期なのに、関係者の頭は全然デジタル化していない。相も変わらずVHSテープの世界なのです。これは私から見ていて不思議であると同時に、「大丈夫かな.....」と。

 部屋に山のように貯まっているVHSテープをサーバーかCD-Rに落とせれば、部屋はかなり spacious になる。マック使いの神田さんからは以下のメール。

 私は20年この方マック使いなのですが、マックにはiTunesというソフトがあって、恐らく2年以上前か ら、CDを入れるだけでタイトルと曲目をネット上の データベースから拾ってきてくれます。
http://www.apple.co.jp/itunes/

 今のところほぼ100%の確立で拾ってきてくれます。 日本の新譜でも当日には大丈夫なようです。 更に私が好きな香港や台湾の歌手のCDでも、ちゃん と出てくることがあります。

 アップルはiPodというMP3プレーヤーをWindowsにも 対応させましたので、それに添付されているソフト であれば、iTunes同様の事ができるはずです。
http://www.apple.co.jp/ipod/
http://canon-sol.jp/product/jb/

 最近のCDはコピーコントロールがかかるものが増え てきたようですが、SONYの方式もその一つです。 恐らくこの方式が広まると、SONYのプレーヤーでな ければうまく再生できなくなると思います。 そうなるとWindows Media PlayerよりもSonicstage の方が良いということになるかもしれません。

 音楽のデータベースそのものに関しては、kakeharaさんという方からのメールが詳しかったと思います。リンクもたくさん頂きました。tks
今日のCDデータベースについては、CDDBというものです。
http://e-words.jp/w/CDDB.html
http://www.tdk.co.jp/digitalav/dav18400.htm

Gracenote社の提供するデータベースサービスですが、
ユーザが有志で?登録できるので、いろいろそろっている代わりに
間違っているのもたまにはあります。
基本的にこれはアルファベットで、日本語に対応したものが
CDDB2です。
http://www.aim-inc.co.jp/press/p000413j.html

WindowsMediaTechnologyのデータベースは
Ver.7よりオリコンが提供しています。
Ver.9になった現在もきっとそうだと思います。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/071900wmp7.htm

こういう情報は、音声ファイルのID3タグというところに保存されます。
http://arena.nikkeibp.co.jp/qa/yougo/20020828/101663/

WindowsMediaのはファイル形式がwmaになるので、
MP3プレーヤでは再生できないのが難点です。
最近はwma対応をうたうものも大分増えてきましたが。
こういうプレーヤでは曲目も自動的にID3タグから表示するようになっているので
便利です。
携帯電話でMP3が再生できるのも、きっとID3タグからひっぱってきた
曲名を表示できるのもあることでしょうね。


2003年02月26日(水曜日)

 (19:35)行ってきましたがな、幕張まで。いつも千葉に行くときは大混乱になるので、ちゃんと行き方を調べて。京葉線に乗って、京浜幕張(だったっけな)で降りて。途中で「COSTCO」という看板がかかった店舗が見えて、「これか」「寂しいところにあるな....」と。

 今日から3日間の総合展ですが、先週ゲストの松井さんに「ランチオンもありますから」と招待していただいたので、百聞は一見にしかずと。思った通り、知っている人はゼロ。で、近くにいた外国人と話を始めたら、カナダのアルバータ州から来たと。石油会社の人間かと思ったら、技術評価をするカナダ政府の人間らしい。アメリカに対抗して、カナダもナノには力を入れているという。しばらく話をしていましたが、彼とは「時差ぼけ」というとてもナノに相応しくない人間的な話が中心でした<^!^>。

ナノテク会場に「本土防衛」の表示  ランチオンと言っても立食で、枢要な数人の方に挨拶して総合展の方に移動。オータニから直ぐの7、8号館でした。こじんまりしている。ITの展示会に慣れている身としては、「おお、空いているな....」という印象なのですが、会長の大阪大学の川合教授(委員長)によれば、去年の最初の総合展には「一万人が来た」「今年は規模で4倍」ということですから、相当大きな総合展になるのでしょう。

 しかし、行けばすごくおもしろいという総合展ではない。なにせ、見えない微粒の世界の話ですから。面白かったのは、各国政府がパビリオンを出しているのです。ロシア、シンガポール、イギリス、アメリカ、ブラジルなどなど。やはりアメリカのブースがそれでも見るものがあったかな。面白かったのは、ナノテクのブースなのに「この技術は Homeland Security に役立つ」(写真、フラッシュが入ってしまいました)と。今のアメリカは何でも「本土防衛」と結びつける。

 まあでも、分からなくてもしばらくそこで時間を過ごすことは必要なのです。頭のどこかに知識とか単語は残って、聞いた知識がいつかいろいろなその他知識とバシッと繋がる可能性がある。で、ここのブースで、暫く最先端の技術者の説明を聞いていました。「ああ、こういう顔をした人がナノを研究しているのか...」と。内容はちょっと、というかかなり、というか全然難しかった。

 まあでも、熱気というか、そういうものは少し感じたかな。ランチオンの名簿を見ていたら、三菱商事は社長の佐々木さんが来ていた。注ぎ込んでいる熱意の大きさを感じました。


2003年02月26日(水曜日)

 (07:35)もう知っている人は知っているんでしょうな。でも私にとっては、「得をした」「発見」という状況だったので、このサイトの読者にもお知らせを。

 かなり前からですが、私は音楽CDを買うと必ずと言っていいほどコンピューターの対応ソフトに全部の曲を入れます。しばらく聞いて、気に入ったら残す方式。ソニーのノートPCが多かったので、今まではソニーのマシンに付いてくる「Sonicstage」に。ところが、今回久しぶりにソニーのPC以外のPCにも音楽を入れようとした。そこで、「Mediaplayer」が一番の候補になった。

 で初めてメディア再生ソフトとしての「Mediaplayer」(ネットで無料ダウンできる最新バージョン)を関心をもって使ってみたのですが(今までは再生に立ち上がってくるのを見ていただけですが)、よく見ると「CDから録音」「メディアライブラリー」といろいろ機能が揃っている。で、これを使って曲を入れ始めたのです。といっても、CDROMドライブに入れて「CDから録音」のタブをクリックするだけです。

 そうすると、アラ不思議。ネットと接続した状況では、そのアルバムの情報(アルバム名、曲名)を自然と拾ってくれる場合が多いことに気付いた。Sonicstage の場合はいちいちアルバム名、曲名を入力するケースが多かった。「これは便利」という状況。

 もうすこしいじっていると、「アルバム情報の検索」「更新」とかのタブがあることを発見しました。そうすると、ネットに情報があるとアルバムの表紙の写真から、歌手の情報からいろいろ拾ってくる。「これまた便利」。

 そこで、Sonicstage に戻って、これでも出来るはずだ、と。既に入れているアルバム名の上で右クリックをすると、「CD情報を取得」という選択肢がある。「これか」と。そうすると、普通は三つの選択肢が出てくる。ネット接続状態でです。

  1. HDD CDデータベース(自動検索)
  2. インターネットCD情報サービス(自動検索)
  3. MUSIC NAVI(キーワード検索)
 と出てくる。この二番目を選択すると、駄目な場合は「サーバ検索でヒットしませんでした」と出てくるが、それ以外は「情報を取得しました。MUSIC NAVIに接続して、URL情報を取得しますか」とか出てくる。そうすると、自然とアルバム名、曲名などの情報を拾ってくるのです。しかし、ヒット率はそれほど高くはない。やはり古いアルバムの情報はヒットしないケースが多い。

 あと問題は、自分が手で打った曲名がネット情報に置き換わってしまうことです。せっかく英語名で入れたのに、日本で売っているアルバムは日本語処理してある。そうすると英語で入れた曲名が、日本語になってしまう。アルバム名もそうです。

 話はちょっと飛びますが、日本で売っている海外のアルバムは、実はどうでも良い一曲か二曲(おけなど)を入れてすごく高くしてある。昨日は赤坂で食事の予定があったので、その直前に WAVE によって Nora JonesのCDを見たのですが、輸入盤は1980円だったのに日本語版は2540円かなにかだった。値段が違いすぎると思いませんか。当然輸入盤を買った。

 それはそうと、今まで Sonicstageに入れていたアルバムの「CD情報取得」を繰り返したら、6割くらいヒットしてネット情報に入れ替わった。しかし、Mediaplayerではヒット率が非常に高い。これは楽です。さらに検索にその他の方法もある。今はソニーのPCでも「Mediaplayer」の方がいいかな....とも思っているですが。まあもうちょっとこのソフトをいろいろ使ってみて、と思っているのです。

 何か良い音楽再生ソフトがあったら教えていただければと思うのですが、何かありますかね。今はDVDをディスクに落とすことのできるソフトも出て居るんでしょうな。まあ、音楽ほどには映画はディスクに入れて何回も観るという必要性は低いのでしょうが。


2003年02月25日(火曜日)

 (17:35)新宿三町目に近い方の地下鉄出口から伊勢丹に入ると、左側にしばしば長い列が出来ているのを目にしていた。チョコレート屋さんなのですが、今までは「なんだこれは」と通り過ぎていた。

 ところが、ある人にお返しをする必要が生じて、あのチョコもいいな.....と。で、今日の昼休みを利用して買いに行きました。運良く列に並ぶ必要はなかった。美味しいとは聞いていたので、自分でも買ってどんなもんかとちょっと食べてみようと。

 「ジャン・ポール・エバン」というチョコ職人(ショコラティエ chocolatier)の店ですが、いくつか食べてみて「なるほど美味しいな」と。フランスの店のHPはシンプルな感じで、英語ページもあったのでそれを読んでいたら、彼はパリのホテル日航に76年から12年も働いていた、とある。この文章の感じだと、日本にいたこともあるのでは。

 食べた瞬間もそうですが、その後の口に残る味が良いと思う。まあ、もっと食べてみないと本当に良いかどうかは分かりませんが。でも、ちょっと高いかな.....。


2003年02月25日(火曜日)

 (14:35)海外のマスコミがどう見るか注目していたのですが、FTはかなり辛い評価ですな。予想はしていましたが。一面トップの記事の副見出しは「Koizumi's credentials and committment to tackling deflation called into question」(デフレ退治の小泉誓約、疑問視されるに至る)で、社説は「Koizumi's timidity for the Boj」(日銀に対して臆病な小泉)となる。

 FTの見方は、「今の日銀には、安全な総裁はいらない」というもので、日本が取り組み四つの課題 1)インフレが惹起されるまで債務と資産を購入するリフレ的な金融政策 2)赤字を抑制する財政政策 3)金融システム改革(銀行改革) 4)構造改革ーーには積極的、リフレーショなりーな金融政策が必要であると指摘している。

 社説の副見出しは、「The status-quo i no answer to Japan's stagnation」というもので、それは確かにそうでしょう。ただし昨日も書きましたが、福井さんの「組織掌握力」が高いと言うことは、何かしようと決断したときには動きは速いし、意志の固い、一糸乱れぬもになる、ということです。
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 海外の新聞では、ワシントン・ポストの「U.S. Officials Say U.N. Future At Stake in Vote  Bush Message Is That a War Is Inevitable, Diplomats Say 」という見出しのこの記事が一番興味深い。

 対イラクの戦争があるかどうかが問題ではなく、アメリカはロシアはその他の国々に対して「安保理がアメリカのリードについてくるかどうか」、「安保理の将来がかかっている」という言い方をしているらしい。

...., the Bush administration has begun to characterize the decision facing the Security Council not as whether there will be war against Iraq, but whether council members are willing to irrevocably destroy the world body's legitimacy by failing to follow the U.S. lead, senior U.S. and diplomatic sources said.
 今回アメリカのリードに従わなかったら、それは「安保理の legitimacy を取り返しのつかない形で破壊することになる選択をすることだ」と。これは言ってみれば、今回安保理がアメリカと逆の行動を行った場合には、アメリカは今後安保理に世界の安全保障に関わる問題をはからない、と言っているに等しい。アメリカの外交も、かなり力業になってきた。

 一方でフセインはブリクス国連査察委員会委員長が命じた「許容距離以上に飛ぶミサイルを破棄せよ」との要求を拒否する姿勢を明確にした。この拒否でロシア、フランス、ドイツなどがどう動くか。いずれにせよ、アメリカの対イラク戦争は早晩発生することになるでしょう。


2003年02月24日(月曜日)

 (17:35)福井さんは去年の末ごろ富士通総研の後輩(日本銀行出身の)に「福井さん、本命との声があちこちから聞こえますよ」と言われたのに対して、「もっと若い人はいないのかな.....」と言っていたそうだ。67歳。おそらく、主要国の中央銀行総裁の中でもお年を召した方だろう(グリーンスパンが年齢では一番ですが)。

 日本銀行の関係者がほぼ一致して、「あの人なら」という人だった。しかし、市場の人間からみると「全く新味のない人事」と映る。日本銀行の副総裁のころから「大本命」で、最近では一部のマスコミが「こんなに自分の意見を公表するのだから、彼ではないだろう」というほど、あちこちのマスコミに登場して自分の金融政策に対する意見、金融政策でできること、できないことを明言していた。「(候補から)外れているから言えるのだろう」というのが、その媒体の意見だった。

 実際のところ、発表のあとの市場はほぼ動意なし。今朝の読売が観測として流したときに債券が買われた時とあまり変わっていない。本人はどうなんでしょうか。「やっとなれた」という気持ちと、「大変な時に引き受けた」という気持ちと。日本銀行の行内は「良かった」と思っている人が多いに違いない。

 小泉さんは予想外の人事をする、と思っていた向きにはちょっとがっかり。私はずっと福井さんの線が強いと聞いていたのでその面では驚きではないのですが、人選が平凡な形で落ち着いたのはちょっとがっかりですな。これで日本経済にとっての一つのサプライズの種が消えた。

 でも、どんな政策を打ち出してくれるんでしょうか。出来ること、出来ないこと。多分、速水さんよりは組織掌握力はある。一端決めたら、敏速に実行できるでしょう。しかし、決断に至るプロセスが重要です。


2003年02月23日(日曜日)

 (11:35)おお、今回は日本の財務省のサイトのアップが早いですな。日本語英語と揃っている。英語がpdfなのがちょっと残念だな。手を加える私としては。しかもこのpdfはテキストスタイルに転換できない。

 声明をちらっと見て感じるのは、政治・外交で対立していても市場に対しては一致協力の姿勢を示さなければならなかったG7としてはまずまずの声明になっていること、久しぶりに欧州、日本、アメリカそれぞれの課題を短く列記したこと、しかし全般的に言葉が空回りしている状態になっていること。

 各国とも政策の手詰まりは明確。にもかかわらず、この声明を読むと「underlying strength」「vigorously」「imperative」「resolve」「ambitious」など、威勢の良い、意志を感じさせる単語が並んでいる。ま、分析はこれからしますが。

 「geopolitical uncertainties」という言葉の落ち着きは、なかなか考えられたものですね。声明の頭には登場している。しかし、グリーンスパンなどが使っているのは「geopolitical risks」ですが、それを「uncertainties」に置き換えた。アメリカやイギリスは「risks」では納得しなかったでしょう。で、「uncertainties」になった。「リスク」ではなく、「不安定要因」というわけです。


2003年02月22日(土曜日)

 (24:35)デパートから「ペンの売り場」が消えている、という話を先日書いたら、ロンドンの小林君から以下のようなメールをもらいました。そうですね、サイン社会の欧米では日本のようにペンが一気に廃るというようなことはないかもしれない。日本は本当にピンチですよ。

 こちらに来て実感するのはサイン社会だということ。もちろん日本でもカードのサインとかはありますが、基本的に印鑑社会ですよね。

 それでOA化が進めば、少なくとも字を書くための贈答にも使えるようなしっかりしたペンは必要なくなるわけですね。その点はサイン社会ではまだまだペンの需要がありますよ。実際、今の仕事でも1日に何回サインしているか数知れないので、さすがに日本ではもらっても用がなかったパーカーのボールペンを使っているくらいですから。

 ははは、私も書類のサインなどいろいろしたことがありますが、する度に徐々に変形してくる。二つと同じサインができないのです。どうしてでしょうか。


2003年02月22日(土曜日)

 (23:35)リナックス・パソコンは一歩前進しました。金曜日に小生のデスクトップPCの作者と昼の食事を一緒にして、「古いラップトップを安く購入して、それにリナックスだけをOSとして入れ、それにアプリケーションソフトを載せる」という方式にです。

 一時はVAIOに裏表で windows と linux を両方走らせようと思った。大勢の方から、「そうしている人はもう多い」とメールをもらいました。tks。しかし、とりあえず入り口としては dual は止めにして、single で行くことにしました。

 しかし、それにしても今すぐに回せるPCがない。そこで、初めてですが中古のPCを買って、それに入れることにしました。まあ彼も忙しい人なので、どうなりますか。完成するのは、春頃ですかね。
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 ところで、金曜日の昼飯の直前には、ブルームバーグのテレビスタジオにお邪魔しました。ネット上でのPC経由ではいつも見ている画面が、どういうところで絵になっているのかを見たいと言う気持ちがあったところに、出演依頼がきたため。ずっと前、つまりあのテレビ局が出来た90年代の半ばから「どうですか」と言われていたのですが、今まではずっと断ってきた。

 今回も結局出ませんでした。代わりに住信の為替のトップである今西君に頼んだ。私は付き添いといった感じです。ある程度は予想していましたが、狭いところでした。部屋の一角をうまくスタジオに転用している。

 しかし、一つ面白いと思ったのはスタジオが dual になっているという点です。つまり受付のすぐ後ろにブルームバーグの英語圏用の放送スタジオがあって、その奥にまったく別に日本語放送用のスタジオがある。この dual が面白かったな。

 見ていたらインタビューアーは柿崎さんでした。かつてテレビ東京にいた。加えて、清水キャスターも。二人に会って、「やあやあ...」と。清水さんは、95年に一年間テレビ東京で私が番組をしたときのゲストで、「伊藤さんの番組に出たのが、私のテレビ初出演でした....」と。確かその時、彼はシカゴ商品取引所(どれだったかは忘れました)の駐日代表のようなことをしていた。

 ブルームバーグは、販売とテレビが郵船ビルに、news gathering セクションが新しくできた丸ビルに入っているそうで、その丸ビルの方にも知り合いがいてちょうどいいから会おうと思ったら、うまく行きませんでした。また、ですね。


2003年02月22日(土曜日)

 (12:35)番組が取り上げたテクノロジーが持つもっとも大きなキモ、ポイントが、ゲストの履歴の中にもう埋め込まれているとは思いませんでした。

 ナノテクノロジーです。というのは、ゲストの一人である岡田孝夫さんはもともとはオリンパスに勤める工学博士だった。しかし今は、オリンパスも出資したベンチャーの社長さんで、その会社の名前は生体分子計測研究所(英語名はResearch Institute of Biomolecule Metrology Co., Ltd.)。工学博士がなぜ、「DNA(デオキシリボ核酸)」を扱う「生体」「バイオ」の会社の社長さんなのか。

 実は、ナノテクノロジーの最大の特徴の一つは、その前では「生物」と「非生物」は同じ土俵に登るということです。つまり、ナノテクノロジーはそもそも万物をそのボトム(原子、分子)で扱い、そこから様々な製品を作ったり、人間に有益な現象を示現させようとする技術(ボトムアップ技術)だからです。ボトムにおいては、生物も非生物もその区別がなくなる。しかもそこには想像もできない可能性(plenty room at the bottom)がある。

 岡田さんは、番組の中で二回「DNAはそもそもは物理的現象として存在する」と発言しました。ここがポイントです。その物理的現象の組み合わせが、生物となる。人間にもなっているのです。底(ボトム)では、万物は繋がっている、ということです。

 ということは、実は「競争力」の視点、すなわち日本はアメリカに勝てるかとか、日本経済再生の鍵になるかといった取り上げ方しかされないナノテクノロジー(今の日本は特にそうです)だが、実は将来的にはこの技術によって人間が「神の領域」に足を踏み入れることを意味する。番組の最後にはこの問題も取り上げました。私の予想通り、「生体」「バイオ」「DNA」を扱う会社の社長さんである岡田さんは、この問題を真剣に考えておられた。「難しい、技術優先で進んでは行けない問題を孕んでいる」と。

 しかし一方で、岡田さんの会社は平成17年の上場を目指しているというビジネスサイドの話題もある。ということで、番組ではいろいろなところからいわゆる「ナノテク製品」を借りてきました。C60のフラーレンの模型、日本がシドニーオリンピックの女子ソフトで準優勝するきっかけとなったバット(一本三万円)、世界最小の歯車(直径0.2ミリ)、マイクロ超音波モータ「ランコム」の美容液など。まあ、私が一番気に入ったのはC60のフラーレン模型で、これが綺麗なサッカーボール状。見ていて、一番飽きませんでした。金色にきらきらと輝いて、綺麗だった。

 ベンチャー、大手入り乱れて「ナノ」は今やマスコミの寵児。番組の中でも言ったのですが、まあ言ってみれば「期待バブル」「報道バブル」の状態。で、「どこまで来たの」というのが一目で分かる総合展示会がもう一人のゲストである松井高広さん主唱の国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 nano tech 2003。実は来週なのです。

 ナノテクを「ボトムアップの技術」と紹介しました。では、その反対は何か。「トップダウン技術」です。日本はそれに優れていた。世界で一番モノを小さくしていくのがうまかった。しかし、半導体でも何でも上から(大から)小さくして行くには限界が来た。そこで俄然注目されているのが万物を原子、分子から扱うナノテクというわけで、日本はナノテクの中でも素材、材料の面では進んでいたのです。

 ところがそれに警戒感を持ったのが、アメリカ。クリントン政権が路線を敷き、ブッシュ政権も乗っているのが、「NNI」(national nanotechnology initiative HPはここ)です。それまでアメリカが掲げていたテクノロジーターゲットが「NII」(national information infrastracture)で、ここから「NIIからNNIへ」と言われる。

 アメリカは日本に刺激されたのに、アメリカのNNIに刺激されたのが日本の財界、政府ということで、ここに日本のマスコミで良く取り上げられる「日米競争」という概念が入ってくる。しかし私の見るところ、この視点はあまりにも小さい。まず、注意深く記事を読んでいると、日米だけでなく欧州も中国もナノテクにはことのほか熱心である。

 第二に、この技術は「競争」といった概念をはるかに越えるインプリケーション(意味合い、影響力)を持ちうる。法制度、倫理から始まって、それによって引き起こされる社会的インパクト、失業の問題、社会構造の変化の問題、企業間・業種間の境目の喪失の問題など実に多様だ。それはITが情報産業の垣根を取り払った影響のレベルを遙かに超える。それは今時点では想像の範囲を超える面もある。

 ま、はっきり言って難しい話題なのです。そのものが難しいし、それをテレビ番組にするのはさらに。しかし、二人のゲストのおかげで多少は分かっていただける話題になったのかな、と。ナノテクは、また取り上げたい話題です。


2003年02月21日(金曜日)

 (15:35)一昔前はかなり隆盛を誇っていたのに、最近になって消え入りそうになっている売り場を発見しました。それは、「ペン」のコーナーです。その印象は以前からあったのですが、つい最近真剣に探してはっきりと認識しました。

 ある人に誕生日の贈り物でネーム入りのボールペンを贈るために探したのです。当日になって。伊勢丹には売り場があり、そこで買うとネーム入れを約30分でやってくれることは知っていた。その伊勢丹の売り場も、最近小さくなっていました。しかし生き残っている。

 ところが、行ったら水曜だったせいか休み。しかたがなく、何の疑いもなく三越に行ったのです。新宿三越。ところが、答えは意外なものでした。「売り場は廃止になりました」と。生き残ってもいない。では「お宅なら、どこでやっているのですか....」と。「銀座ならきっと」と、担当者。

 で、銀座に行きました。丸の内線で移動したので銀座で降りて歩いていたら和光があった。和光ならあるか、ここでもいいや、と。一階の人に、「今日ネームが入るボールペンが欲しいんですが...。」「大丈夫だと思います。」ところが、上の階の売り場に行ったら、「ネームを入れるのに10日くらい....」。ずいぶん話が違いますね。

 しかたなく、三越の銀座に行った。ところが、驚くことに三越銀座にも「ペン類」は置いてないことが判明した。新宿店の人が知らなかったのですから、最近決めたのでしょう。そこで迷いました。日本橋の三越に行くか、高島屋に行くか。で、最初高島屋に行った。そしたら、やっとそこに売り場とネーム入れ10分を発見した。

 しかし、高島屋の万年筆、ボールペンのコーナーも惨めなほど小さいコーナーでした。ボールペンといっても、そこそこするペンですから、あまり売れないのかもしれませんね。PCで文章は打つ時代だから。それにしても、

  1. やや値の張るボールペンや万年筆
  2. それに短時間にネームを入れる
 という二つの条件を満たす店は、東京広しといえどもごく限られてきている、ということです。これはある意味で、発見でした。見ていたら、高島屋(日本橋)のネーム入れは若い女性が属人的にやっているように見える。ということは、彼女が退職したら........。


2003年02月20日(木曜日)

 (23:35)アメリカ政府が国民のために用意したサイトです。「ready.gov」というURL。まあ、アメリカはこういうサイトを作る必要性を感じているということです。他の国々ではこういう切迫感はない。これが大きい違いでしょう。少し読むと、なかなか説得力がある。


2003年02月19日(水曜日)

 (07:35)いいねえこの人は。

 言っちゃ悪いけど、小泉首相よりも、竹中大臣よりも日本の経済のことはわかると思っている。
 と。しかし、メーカーが何かを作ると言う状況で岡野さんのような会社には事前に「これができないか」と話が来る。それはそうでしょう。この本は恐らく岡野さんがしゃべり、それを記者さんが纏めたのでしょう。それだけに、彼のナマの言葉が生きている本です。

 非常に読みやすい本で、最近の「すごく売れる本は読みやすい本」の流れの一環にある。誰かが読んだのを見せてもらうのもいいかもしれない。


2003年02月18日(火曜日)

 (07:35)いかんともし難くなって、ブックオフに本を持っていってもらうことにしました。「持っていく」といっても、一応売れるはずですが、今までも古本屋に本を売った経験からすると「もっていけ...」というレベルでしょう。

 たまるんですな。で、どうしようもなくなる。部屋がどんどん狭くなる。モノが多くなると、自分の部屋なのに圧迫感が出てくる。以前は10冊くらいずつ古本屋にもっていった。破棄するのは資源の無駄使いですから。しかし、もうそれをやっていられないほど増える。電話したら、予約制でした。「50冊以上なら伺います....」と。で、一挙にそれ以上出すことにしました。

 レコードと同じで、本も「どこで、どういう状況で買った」という思い出がある。だからなるべく手元に置きたい。しかし、それも無理ですわな。
 ――――――――――
 その一方で本を推薦するというのが矛盾なんですが、「ブッシュの戦争」(日本経済新聞社)は面白かったな。どこだったか書評に書きましたが、今のアメリカの政権の構成員達一人一人の考え方が良く分かる。9.11にどう取り組み、そしてその後のテロとの戦いをどう考えるか。

 2月25日に発売になるそうです。


2003年02月17日(月曜日)

 (15:35)ここに掲載されているブッシュの週末のラジオ演説を聞いても、「市民は緊急時の備えで分からないことがあったら、このサイトを訪れなさい」と言っている国土安全保障省のサイトを見ても、今のアメリカは完全に緊急時対応ムードですな。ブッシュの早口での演説も、雰囲気を醸し出している。

 月曜日のニューヨーク・タイムズには、もっと日本に身近な話が出ている。見出しが「U.S. Planning Sanctions Against North Korea」(米、北朝鮮への制裁を計画)という記事で、その中には

WASHINGTON, Feb. 16 -- The Bush administration is developing plans for sanctions against North Korea, that would include halting its weapons shipments and cutting off money sent there by Koreans living in Japan, in the event that North Korea continues its march toward developing nuclear weapons, senior administration officials say.
 という形で、日本からの北朝鮮へのマネーの遮断も検討されているという。今までのアメリカの方針は、イラクに取りかかっている間は北朝鮮への本格的な取り組みはしない、というものだった。しかしアメリカは、北朝鮮が長距離ミサイルの試験発射の再開、兵器製造のための核燃料の再処理を始めるのは時間の問題と見ているという。

 これに対して第一段階では国連安保理による北朝鮮非難決議を、次にはロシア、中国による北朝鮮説得をアメリカは考えているという。しかし、それでも北朝鮮が計画を変えない場合には、具体的で詳細な制裁措置を検討しているという。その中には

The sanctions package would also probably include measures intended to cut off remittances to North Korea from Korean-owned gambling parlors in Japan and allow the interdiction of drug trafficking from North Korea. North Korean groups, some linked to the government, run a thriving trade in illegal methamphetamines in northern Asia, Western officials say.

American officials contend that profits from those ventures support North Korea's military and enrich its Communist Party leaders. Constricting them, they contend, will not worsen the already dire plight of North Korea's general population, which has suffered through years of famine.

 といった計画が含まれるという。イラクはまだ遠い中東の話だ。しかし、北朝鮮を巡る情勢の変化は、日本にとってより一段と近い危機である。アメリカは4月のチェイニー大統領の訪中あたりから、北朝鮮問題への取り組みを本格化させる意向のようである。


2003年02月15日(土曜日)

 (15:35)今日のBSジャパンの番組は面白かったな。先週亀井さんが来た番組ですが、今週は「カジノ」を取り上げた。石原都知事の「試験的導入論」をきっかけにして。しかし、ゲストの方々の話で、実はそれは「中途半端な計画」ということになった。それはそれで面白かったのですが、「聡子が紐解く....」のコーナーが面白かった。

 何かというと、「インフルエンザ」です。ずっと前から「influence」(影響)と綴りが似ているな...と思っていたのですが、なんと同じ語源だと言うことが分かった。

 こういうことらしいのです。インフルエンザ (Influenza) の語源はイタリア語。インフルエンザは昔からあったのですが、中世においてはそれは惑星や、星の並びによる影響 (Influence)だと考えられていた。「影響」を意味するイタリア語の「influenza」(インフルエンツァ)がら来ているというのです。どうりで、綴りが似ている筈です。

 インフルエンザは、風邪の一種で、今では良く知られているように病原体はウイルス。中世までは大きな死者が出てしまうこの大災害は星の運行による影響だと考えられていた。何百万人という人が死んだこともあったらしい。人間以外もかかる。

 面白かったのは、インフルエンザが猛威を振るって競馬に大きな影響が出た年があったということ。1971年、昭和46年です。12月20日。ちょうど有馬記念だったが、有望馬が相次いでダウン。結局この年最後の競馬だったのに、悲惨な結果になったと。

 ところがこの日は、要するにスミソニアン合意の日。つまり、その年の8月15日に戦後の固定相場制が崩れて(ニクソン・ショック)主要国が一時変動相場制に移行し(日本は最後まで頑張って流動性を付与し、それが過剰流動性に繋がった)、では次はどうするかという合意が出来た日です。今でもあるワシントンのスミソニアン博物館で。円はそれまでの360円から308円になった。むろんのこと、マルクなんて通貨があった時の話です。私の記憶では、変動相場制が世界的に始まったのは73年の2月です。
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 「言葉」と言えば、今週はもう一つ賢くなりました。それは睡眠に関して。浅い眠りをレム睡眠、深い眠りをノンレム睡眠という。それは知っていました。人間はこれを繰り返す。ではレムとは何か。英語では「REM」と綴る。

 それは、「REM=rapid eye moving」だというのです。つまり、人間は眠りが浅いときには寝ていても目が動いている。しかも、「rapid」(活発)に。何の番組だったか忘れました。「いかにしてうまく寝るか」といった番組だった気がする。

 それによると、人間に睡眠を促すのは「メラトニン」で、それは朝起きた時から14時間で発生するらしい。で、その時にはゆったりしていて、かつ少し暗いところで過ごすと良く寝付けるし、安眠できる。

 ストレス(入浴もそう)は適度な睡眠薬になることが分かってきているらしい。しかし、ストレス状態のままでは寝られない。それを寝る前に解放する。例えば、部屋を暗くしたり、軽い音楽を聴いたり。まあ難しい本を眺めるのもいいかもしれない。ストレス状態のまま寝付くと、良くないと。

 まああたしゃ、寝ることに苦労したことは一度もないし、どこでも寝られるんでどうでもいいことなんですが.....。うまく寝付けない人はどうぞ試してください。


2003年02月15日(土曜日)

 (12:35)会合が多い週でした。一番賑やかだったのは、彼女が主唱したこの会合。なにせ、僕よりしゃべる人が一杯集まる会合ですから、食事なんて二の次ですわ。

 知っている人半分、知らない人半分。まあ、彼女の呼びかけに答えた人達ですから、人種はかなり似ておる。僕にとって良かったのは、この本を仕上げたときのメンバーのかなりと久しぶりに会えたこと。

 「いつ付き合いが始まったっけ」という話をしていて、実は90年代の半ばにテレビ東京の番組をしているときに、その当時NIFTYの金融フォーラムの幹事役だったバブチャンが尋ねてきたのが最初だったと思う。メディアミックスの話でした。私は乗り気だったのですが、テレビ局の方が体制が整っていなかった。

 それからは私を含めてこのメンバー全員がHPを立ち上げたりしてインターネットに移行し、90年代の後半に一番付き合いが濃かったかな。今に至るまで、メンバーの人生もかなり変動していますよ。2人を除いて転職をしていて、それを好むと好まざるとに関わらず、繰り返している人もいる。まあでも、皆何かしら手や頭に職がある人達で、「こいつは変わらんな....」という人生を送っている。なぜか、戻り鰹を含めて、独身者が多い。うーん、最近「結婚」直前まで行ったのに引き返してきた奴もいたな。<^!^>

 これとは別に、「ふぐを食べる会」もありましたな。女性が多くて賑やかだった。「戻り鰹」と言えば、「戻ります...」と告白されたのは昨日だったかな。人に会うのは楽しい。おっと、今日も何かあったっけ。軽めに行こう。


2003年02月14日(金曜日)

 (05:35)ブッシュは意気軒昂かもしれないが、株価で見ると今のアメリカは病んでいる、呻吟していると言える。昨夜もほぼ一日中大きく下がって推移。引けにかけてやっと戻ったが、「反発」とはほど遠い。

 While the stock-market bleed has been gradual this year, it's clearly a hemorrhage -- since mid-January, the Dow industrials have tumbled more than 1,000 points. The Dow industrials hit a low of 7286.27 for this bear market on Oct. 9 last year.
 今年の1月の中旬から下旬にかけては9000ドルに近いところまであったから、現在の相場は確かに1000ドル以上下げている。去年の10月9日が striking distance になってきた。イラクとの戦争は控えている、古いヨーロッパとの対立は深刻、国内のテロ警戒レベルは引き上げられた、北朝鮮のミサイルは米西海岸まで届くかもしれない、NATOは割れている、ワシントンの警戒は厳重を極める....とくれば、「投資家と市場の間の愛はない」(ウォール・ストリート・ジャーナル)と書いてあっても、「その通りだな」と思わざるを得ない。
 Preoccupation with terrorist strikes has reached a new pitch in some U.S. cities, with sales of duct tape more than doubling in the past few days after homeland security officials recommended buying tape and plastic sheets, and stockpiling food and water in case of chemical or biological attacks.
 ここまで具体的に国土安全保障省は推奨をしているんですな。duct tape とは何か。私は知らなかったのでサイトを調べたら、こんなページもありました。また詳しいページ(Around the house:が笑える)も。汎用テープと言うわけです。「化学・生物兵器攻撃に備えて」というのですから、物騒な話です。

 もっとも1月現在では消費者は縮こまっていない。小売売上高は昨年同月比では0.9%減少したが、これはもっぱら自動車の売上減少に伴うもの。自動車を除けば、同月の売上高は1,3%増加している。2000年9月以来の大幅な伸び。

 ただし石油価格上昇(昨夜はバレル36ドルを突破)の影響は徐々に出ているようで、1月の小売売上高(自動車を除く)1.3%増のうち、0.2パーセントポイントは石油価格上昇の結果という。石油価格の上昇が続けば、消費者の購買力は石油に奪われることになる。


2003年02月13日(木曜日)

 (09:35)だからコンピューターというのは気まぐれで嫌なんですよね。たかが機械なのに、理解しがたいことが依然として起きる。

 何かというと、コンピューターの一台が windows update がどうしても出来なくなった。見ると「重要な更新」だけで結構たまっている。困ったな...と。きっとソフトウエアが劣化して出来なくなったのだろう、と。仕方がなく、出荷時の状態に戻そうと。あの買ったときについてくるディスクを使ってです。

 ところが、リインストールしてもできない。インターネットへの接続はいつもは光でやっている。いろいろ試して、「うーん、原始的な方法だが電話回線で一回試してみるとするか...」と。一つ頭に浮かんだのは、FTP(ws ftp)を光の通信速度でやるとたまにうまく行かない時がある。早すぎるのでしょうか。電話回線でちんたらやると、必ず成功する。

 やってみました。出来ました。XPのマシンなんですよ。光に対応していないのですかね。2000のマシンは光でも問題ないのに。結局コンピューターをいったん綺麗にして終わりという結果でして、それはそれでいいんですが、どうしてこういう現象が起きるのか。ソフトウエアによってはまだ光のスピードについていいっていないのか。16とか32とかの関係なのか。えらく苦労しました。
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 ところでリナックスベースのPCですが、大勢の方から「こうした方がいい」「ああすれば」という意見を頂きました。ありがとうございました。既にVAIOでウラでリナックスを動かしている方が大勢いることを知りました。現実的にはその方法が一番いいかな、という結論です。

 使わなくなったマシンをk君に渡して、オモテだかウラだかにリナックスを入れてもらおうと。いろいろなソフトが出ていて、ジョグダイヤルまで動かせるそうです。この方法で自分のマシンの一台をリナックスで動かせるようにするつもりです。レスを頂いた皆さんに感謝します。tks


2003年02月13日(木曜日)

 (08:35)CIA長官やFBI長官の米議会証言は、アメリカが今後数年に渡って直面しなければならないテロの脅威の存在を端的に示している。

「The CIA director said the information suggests that the attack may involve a "dirty bomb" -- a weapon that spreads radioactive material over a wide area -- or chemical or poison weapons. Officials last week worried that the attack could be timed to coincide with the hajj, a Muslim holy period this week.」
 一般国民レベルでもダーティ爆弾、化学兵器その他poison weapon を懸念しなければならないとしたら、株も落ちるのは自然でしょう。

 それとの関係で言うならば、今熱中して読んでいる本はこれです。いや英語で読んでいるわけではなくて、この本の翻訳本が2月25日に出る。その仮訳本を日経さんから頂いて読んでいるのです。

 9.11前後からのホワイトハウス周りの人々の動きが活写されている。今も同じような会話が飛び交い、政策決定が進んでいるんでしょう。ボブ・ウッドワードの本で、徹底した聞き取り調査の本。登場する人物が生き生きと描かれている。


2003年02月12日(水曜日)

 (08:35)グリーンスパンの議会証言に関する日本の新聞の注目点は、「イラクなど地政学的リスクが、アメリカ経済の重しになっている」(日経)という点。まあそうなんですが、私は

With inflation expectations well contained, this additional monetary stimulus seemed to offer worthwhile insurance against the threat of persistent economic weakness and unwelcome substantial declines in inflation from already low levels.
 という部分が興味深いな。ここで「this additional monetary stimulus」と言っているのは、去年11月6日の追加利下げです。大方の予想は、その時の利下げ幅を「0.25%」としていた。しかし私は「0.5%」という予想だった。グリーンスパンはリスクがなければ、思い切って動くと考えたからです。

 今初めてグリーンスパンがなぜその時の利下げ幅を大きなものとしたのかを語っている。この大幅利下げが「景気悪化が持続する懸念」と「既に低水準になっているインフレ率が歓迎できない大幅な下げに見舞われること」に対する「保険(insurace)」だったとしている。後者は言うならば、「デフレ」のリスクに対して事前対応したということだ。「pre-emptively」というグリーンスパンの金融政策の特徴が出ている。

 アメリカ経済の先行きにイラク情勢が陰を落としているとの分析は、目新しいものではない。グリーンスパンは言う

The intensification of geopolitical risks makes discerning the economic path ahead especially difficult. If these uncertainties diminish considerably in the near term, we should be able to tell far better whether we are dealing with a business sector and an economy(1) poised to grow more rapidly--our more probable expectation--or one(2) that is still laboring under persisting strains and imbalances that have been misidentified as transitory.
 まあそりゃそうだ。アメリカ経済が(1)の道(グリーンスパンは「他よりも蓋然性の高い道」という立場)か(2)かは、イラクが終わらなければ分からない。この点は、最近のFOMC声明にも出ている。

 昨日読んだウォール・ストリート・ジャーナルでは、「戦争が終われば株は上がる」が今までの常識だったが、「今回はそうだろうか」「多くの専門家が疑問を持ち始めている」という記事が興味深かった。perが依然として高いなどを理由としていた。アメリカの株価が依然としてバブル的90年代の上昇からの下げ調整局面にあることは忘れてはならないだろう。


2003年02月11日(火曜日)

 (22:35)今夜はアメリカの新聞の社説(editorial)が面白い。ウォール・ストリート・ジャーナルとニューヨーク・タイムズの社説は予想通りでしたが、ワシントン・ポストが「Standing With Saddam」という形でフランス、ドイツを「国際機関、国際関係を弱めている」という意味で「サダムと同列」と指弾しているのは興味深かった。

 ニューヨーク・タイムズの社説はDivisive Diplomacy With Europeで、

The French, who are leading the rebellion, are showing poor judgment. But the fault lies as well with the Bush administration's destructive ``with us or against us'' approach......
 とどこから見ても喧嘩両成敗といった雰囲気。アメリカがトルコ防衛の問題を今NATOに持ち出したことを賢明でないとして、14日の国連安保理の議論を待って決めるべきだ、と。ウォール・ストリート・ジャーナルは、NATOの存在そのものに疑問を提示する内容。一番激しくフランス、ドイツを非難。

 それにしても、イラクのU2偵察飛行受諾の報を聞いたあとに記者団に囲まれたブッシュの顔には、「困惑」がクッキリ出ていました。言葉も多少どもり気味だった。テレビはこういうところで忠実です。

 「大西洋を挟んだ対立」という構図は、ここ数日がピークでしょう。14日を過ぎれば、情勢は変わる可能性がある。「The NATO alliance is facing what may be its greatest crisis in a generationー 」というニューヨーク・タイムズの判断には一定の説得力があるとして、ワシントン・ポストが「 They have next to no chance of succeeding, but they could poison international relations for years to come.」(they とはフランス、ドイツ)と言うように、今後何年かに渡る国際関係が毒されるかどうかは分からない。

 しかしアメリカの新聞の社説を読む限り、アメリカ人の対欧感情、特にラムズフェルドが「古い欧州」と呼ぶところのフランス、ドイツに対する感情は悪化しそうだ。NATOのうち、トルコ防衛に反対しているのはこの2カ国で、残り16カ国は賛成している。

 しかしこういう時に、外国語が英語しかできない限界を感じますね。フランス語やドイツ語が分かれば、もっと幅広い情報収集が出来るのに。


2003年02月11日(火曜日)

 (09:35)「イラクがこれをokしたら、アメリカは困るだろうな」と思っていたことに、イラクはokを出したようです。当然AP通信の記事は、「The U-2 pledge could make it harder for the U.S. to win international support for taking military action to disarm Iraq」(U2の飛行を許すというイラクの姿勢で、同国の武装解除のために軍事行動を取るというアメリカの主張は、国際的支持獲得が難しくする可能性がある)ということになる。フセインは、もっともアメリカが苦境に立つ道を選んだ、ということです。

Iraq Approves Use of U-2 To Aid Inspections Process

Associated Press

Iraq approved the use of U-2 surveillance planes and pledged to outlaw the use of weapons of mass destruction.

"The inspectors are now free to use the American U-2s as well as French and Russian planes," Ambassador Mohamed al-Douri, Iraq's ambassador to the United Nations, told the Associated Press.

He said Iraq sent a letter to U.N. weapons inspectors Monday approving the use of the U.S.-made spy planes and pledged to pass legislation next week outlawing the use of weapons of mass destruction.

Iraq had blocked the use of the planes, which inspectors said they needed in their search for banned weapons.

The U-2 pledge could make it harder for the U.S. to win international support for taking military action to disarm Iraq.

 アメリカはどう出るんでしょうか。ライスは週末には、イラクのこれまでの譲歩に関して「U.S. National Security Adviser Condoleezza Rice characterized Iraq's overture as part of a long practice of "cheat and retreat."」と述べて、受け付けない姿勢を示していた。しかし、イラクのU2許容は月曜日で、大量破壊兵器の使用を非合法化するとも言っている。アメリカの最後のねらいは、「フセイン政権打倒」なので、それだけではブッシュは満足しないでしょう。

 一方で、9、10日とドイツ、フランスを訪問したプーチンのヨーロッパ訪問は、以下の共同声明を生み出した。むしろ「アメリカに気を遣った声明」になっているのが特徴だ。

 フランスのシラク大統領が10日発表したイラク問題に関するロシアとドイツ、 フランスの共同宣言全文は次の通り。

 一、ロシア、ドイツ、フランスは緊密な連携の下、国連決議687以来の関連 する諸決議に従って、イラクの武装解除が国際社会の共通の目的であり、できる だけ早期に達成されなければならないことを再確認した。

 一、これ(武装解除)を達成する方法について議論がある。この議論は、米国 や他の国々とわれわれとの関係を特徴付ける友好と尊敬の精神に基づいて続けて いかなければならない。あらゆる解決策は、アナン国連事務総長が最近示したよ うに、国連憲章の原則に基づかなければならない。

 一、国連安全保障理事会で全会一致で採択された決議1441の枠内で(イラ クの大量破壊兵器開発疑惑を解決するための、平和解決に向けた)すべての可能 性が追求されていないのは明らかだ。

 一、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)と国際原子力機関 (IAEA)が主導した査察報告は既に成果をもたらした。ロシア、ドイツとフ ランスは決議一四四一の枠内で、あらゆる手段と査察官との連携を通じて、査察 の継続、査察態勢の人員規模と技術力の大幅増強に賛成する。

 注意深く読むと、「すべての可能性が追求されたら」武力の行使を認める、とも読めるのだが、アメリカはタイム・フレームに拘るでしょう。


2003年02月10日(月曜日)

 (17:35)ははは、私が注文したら新宿のヨドバシカメラはそれまでの「取り扱いなし」から、一挙に20個近く入れて二階のレジの近くに大きく並べていました。

 何かというと携帯電話型のキーボード。確か馬場さんに教わったのかな、面白いので一週間前くらいに「ありますか」と。その時店頭にはなかったのです。この機器のメーカーとは取引もないと。「でも注文はできます」とのこと。

 それほど高い製品でもないし、面白いので頼んで日曜日の夜に引き取りに行って、今日これまで機会を見つけては使っているのですが、コンピューターを起動し、ソフトウエアを立ち上げ、入力をし、そしてシャットダウンする。そうした基本的な操作を、すべて新型のこの携帯電話型のキーボードで出来るようになりました。

 会社で、携帯電話でメールを打つのがメチャ早い女性に試してもらいました。そしたら、早い速い。彼女らの親指能力はすばらしい。恐らく、近い将来にこのキーボードを使った方がコンピューターをうまく操れるという人種が出てくるのではないか。ちょっとカーソルの送りが遅いかな。

 USB製品なので、差し込むだけで使えます。そうですね、一時間もすればマスター出来る。要するに携帯電話のキーボードですから。違うのは、右クリック、左クリックボタンがあること、顔文字が最初から用意されていること、濁点、小文字などの入力がちょっと違うことなど。キーボードの機能のかなりの部分は揃っている。ATOKなどのコンピューターサイドに入っているソフトウエアは全部そのまま使える。当たり前ですが。

 ヨドバシカメラによると、カラーではクロが無くて、白、ピンク、ブルーが入荷したとのこと。私はブルーを買いましたが、ポイントがあったのでその場のお金の支出はゼロでした。まあ、2時間も使えばマスターできて飽きますから、遊び道具です。ただし、何か使い道はあるはずだとも思っているのです。


2003年02月10日(月曜日)

 (10:35)日曜日に御神渡り(おみわたり)の事に触れ、、「見られなくて残念」と書いたら、今朝諏訪市在住の長峯さんという方から「1月17日午前に写した素人写真ですが」と、5枚の写真を添付で送って頂きました。その日の夜に正式に御神渡りと認定されたそうです。長峯さん、many tks。


長峯さん2003年1月17日午前撮影の御神渡り

 5枚頂いた内の一枚ですが、これが一番迫力があって好きだな。カメラアングルがちょっと面白い。説明しましょう。御神渡りとは、諏訪の7不思議に数えられる現象です。茅野市八ヶ岳総合博物館のサイトには、次のように説明されています。
 雪が降って諏訪湖の表面水温が下がり、最低気温が氷点下10〜15℃以下の日が続くと、諏訪湖は全面結氷します。

 すると水面からの蒸発がなくなり、空気へのエネルギー供給が途絶えるため気温はさらに低下して氷は次第に厚さを増して行きます。0℃で氷が氷結するときには体積が膨張しますが、いったん固体になると温度が下がるほど収縮しますので、深夜氷が引き裂かれてゴーという大きな音とともに裂け目ができます。この裂け目に夜のうちに氷が張ります。

 日中太陽の光に慣らされると湖全体の氷は膨張して、裂け目に張った弱い氷を両側から押し上げます。すると再び水面が現われ夜には氷が張ります。翌日日光が出ると湖全体の氷が膨張するので、割れ目に張った氷は押し上げられます。最低気温がマイナス10℃以下の寒い日が続いている間は、割れ目の氷は次々と盛り上がり成長します。これが御神渡りで氷が盛り上がるメカニズムです。

 氷にのっても安全な状態になると、小和田区の八剣禅社の「御神渡り拝観式」が行われ、奉告祭をしてその年の作物の作柄が占われます。御神渡りは、諏訪大社の神々の“恋のかよい路”との伝説もあります。

 全面結水がない年は「明海」と呼び、毎年の結氷記録は天和3年(1683)から八剣神社に保存されています。

 ははは、私が昨日法事に行ったお寺は、この八剣(やつるぎ)神社の隣の教念寺でした。もうちょっと色っぽい話になると、「(御神渡りは)諏訪大社上社の男神が下社の女神に会いに行くための道」(この新聞記事をご覧下さい。本当にそうなのです)ということになる。私の祖父も父親も、その諏訪大社上社の研究者でした。


2003年02月09日(日曜日)

 (19:05)おお、この人が今日はゲストか.....。いや、いつもはもっと早めにちょっと調べるんですが、今日はついさっきまで諏訪にいたものですから。書道家。ははは、字は今日も展覧会の見学者ノートに自分の字を書きましたが、自分でもびっくり。

 諏訪に行ったのは親戚の法事があったからですが、親戚の写真館の展覧会を見たり、両親に会ったりと予定はびっしりで、ついさっき帰着。期待していたのは御神渡り(おみわたり)。5年ぶりに出来たと全国ニュースになっていた。久しぶりに見たい、と。

 しかし、法事でそのことを言ったら、「ザンネンでした」と。もうとっくに消えてしまったと。行って見ました。全面結氷とはいっていませんでしたが、諏訪湖のかなりの部分はまだ氷に覆われていました。今年がいかに寒かったかと言うことです。

 その代わりといってはなんですが、明治時代、大正時代、昭和の頃の御神渡りを見れました。というのは、親戚の三村写真館(三村文明堂)が明治20年代から昭和まで続いた3代の写真展を諏訪市博物館でやっていて、それを見たら諏訪の昔々の写真がいっぱいあって、その中に当然昔の鮮明な御神渡りが写真で残っていたため。

 このごろは暖冬ということもあって、数年に一度しかできない。まごまごしていると、今後ずっと出来ないかもしれない、という気持ちでしたが、とけてしまったら仕方がない。また何時になるか分からないこの次を期待しましょう。

 上諏訪の駅にあった温泉が姿を消したのは少し前ですが、その後は「足湯」場になっている。まだ入ったことがなかったのですが、足湯なら数分でも直ぐに入れる。で帰りに特急が来るまでに8分くらいですかね、入った。なかなか気分が良かったのですが、「電車が来る」と思って出たら、列車の方が14分も遅れた。これにはむっとしました。あの駅を通ったら、皆さんも足で賞味してやってください。


2003年02月09日(日曜日)

 (01:05)土曜日恒例のラジオ演説でのブッシュは、あたかも覚悟を決めたかのように明確な姿勢だ。攻撃の根拠は国連決議違反。国連の要求が「独裁者によって無視・嘲笑されており(are defied and mocked by a dictator)」、自らを守り、イラクを武装解除するため、増大しつつある支援・同盟国家とともに(along with a growing coalition of nations)いかなる措置も取るとしている点。

 これに対して、現時点では「ドイツとフランスが、米国による対イラク戦争を回避するため、国連平和維持軍をイラクへ長期派遣し、武装解除を強力に進める」という案を持ち出しているらしい。二つの国は、何としても「アメリカ支配の世界」を鮮明にすることを嫌っている。

 私の関心事は、独仏案が間に合うだろうかというのが一点と、間に合ってもアメリカは取り合わない可能性が高いのではないか、というのが第二点。独仏以外のヨーロッパはスペインを中心に当初8カ国、それにあとから他の10カ国近くがアメリカ支援を明確にしている。アメリカとしても、引っ込みがたい。ブッシュは言う。

The United States would welcome and support a new resolution making clear that the Security Council stands behinds its previous demands. Yet, resolutions mean little without resolve.
 アメリカは1441を含めて、「数々の国連決議に違反した」ことを理由に、イラクを現状で攻撃できるという立場。それでも、国連安全保障理事会が従来の要求にしっかり立脚した新たな決議を通すというのならば、それを歓迎し、支持する、と。しかし、「決意なき決議は意味をなさない」とも言う。そして、以下がラジオ演説の最後だった。
And the United States, along with a growing coalition of nations, will take whatever action is necessary to defend ourselves and disarm the Iraqi regime.


2003年02月08日(土曜日)

 (13:01)アメリカ人の色彩感覚を知る上で面白いですね。なぜ、緑と黄色の間に青が挟まっているのか。その中間の色ってなかったでしたっけ。「黄色→オレンジ→赤」という流れは良く分かる。その前の「青」がね。

 ところでこれが何かというと、「アメリカのテロ警戒ステータス(national terror-alert status)」。アメリカは金曜日にこれを黄色からオレンジにした。上から二番目に警戒すべきレベルです。このステータス変更に驚いて、ニューヨークの株価は下がってしまった。「この週末何かあるぞ....」という警戒感で。

Alert Levels

The five levels of terrorism alerts and recommended government and private-sector responses:

RED: Severe risk of terrorist attacks.

. Assign emergency response personnel and preposition specially trained teams.
. Monitor, redirect or constrain transportation systems.
. Close public and government facilities.
. Increase or redirect personnel to address critical emergency needs

ORANGE: High risk of terrorist attacks.

. Coordinate necessary security efforts with federal, state and local law enforcement agencies or any National Guard or other appropriate armed forces.
. Take additional precaution at public events and possibly consider alternative venues or cancellations.
. Prepare to work at an alternate site or with a dispersed work force.
. Restrict access to threatened facilities to essential personnel only.

YELLOW: Elevated condition. Significant risk of terrorist attacks.

. Increase surveillance of critical locations.
. Coordinate emergency plans with nearby jurisdictions.
. Assess further refinement of protective measures within the context of the current threat information.
. Implement, as appropriate, contingency and emergency response plans.

BLUE: Guarded condition. General risk of terrorist attack.

. Check communications with designated emergency response or command locations.
. Review and update emergency response procedures.
. Provide the public with necessary information.

GREEN: Low risk of terrorist attacks.

. Refine and exercise planned protective measures.
. Ensure emergency personnel receive training.
. Assess facilities for vulnerabilities and take measures to reduce them.

 アシュクロフト司法長官によれば、狙われそうなのはアパート(日本で言うマンション)やホテルなど "lightly secured targets"(警備度が低い目標)。テロ主体はアルカイダ。
"We are not recommending that events be canceled," nor should individuals change their travel, work or recreational plans, Mr. Ashcroft said at an afternoon new conference.

Even so, Homeland Security Secretary Tom Ridge said at the news conference that Americans should "in the days ahead, take some time to prepare for emergencies." As an example, Mr. Ridge suggested that families devise plans for contacting one another if separated by an emergency. "Terrorist attacks can really take many forms," he said

 司法長官とリッジ国土安全保障省長官とでニュアンスが違う。後者は「家族でばらばらになった時に、連絡しあう方法の確保を...」と。6日に始まったイスラム教のハッジ(巡礼月のメッカ巡礼)に併せて、またイラク攻撃の接近に伴っての措置で、アメリカの情報・諜報機関全体が集めた情報を糾合し、検討した結果の措置。アメリカにお住みの方は警戒を。


2003年02月08日(土曜日)

 (08:01)ははは、もう今朝の朝刊各紙がばらしていますから、素直に認めましょう。これから3時間後、つまり土曜日の午前11時から始まるBSジャパンの番組ネクスト経済研は、「収録」でした。ゲストは自民党前政調会長の亀井静香さん。いつ収録したかというと、金曜日の午後7時ごろから東京タワー下の芝公園スタジオで。記者さん達を8人も引き連れてやってきた。記者さんも大変だ。で、今朝の記事になっている。

(日経)「もう楽勝だ。地方で小泉純一郎首相を支持する人なんか誰もいない」(自民党の亀井静香前政調会長が7日のBSジャパン番組の収録で、九月の自民党総裁選挙で首相と戦った場合について)
 まあそうなんですが、私の質問は「小泉首相は言ってみれば党員投票で勝って、そのまま首相になった。今度亀井さんが出て党員投票で勝てますか」だった。で、亀井さんの答えが上記。どうなんでしょうか。地方の声が厳しいのは、その通りです。
(読売)「都知事選出馬決断してない」石原氏、亀井氏に伝える

 東京都の石原慎太郎知事は7日昼、自民党の亀井静香・前政調会長と都内で会談し、4月の都知事選への再出馬について「まだ決断していない」と述べた。これに関連し、亀井氏は同日夜の民放BS番組収録で、「(石原氏)本人が(国政復帰を)決断するかどうかは予測しかねる」と語った。 (2月8日03:16)

 番組の最後の方で、噂される石原新党との絡みで今後の政局をどう動かすか聞いた中での質問に対する答え。亀井さんの答えは上記の記事の通りでしたが、私はずっと亀井さんの目を見ていて、「何か具体的に(石原さんと)話しているな」「もうかなり詰まっているのでは」という印象を持ちました。

 そりゃそうですよ。石原さんの決断を亀井さんが発表できるわけはない。しかし、石原さんと亀井さんはこの記事にある通り、7日に会っている。統一地方選挙が間近に迫った段階で、この二人がただ「世間話」をして分かれるわけがない。「まだ決断していない」というのも、決断経緯の説明などの点でやや時間切れの印象が強まっている。石原さんが決断しないから、都知事選に有力な対抗馬が出ない状況も続いている。

 亀井さんとは、番組の中でじっくり50分くらいトークしていました。楽しかったな。いや、意外に思われる方が多いと思いますが。言語明瞭、意味不明瞭なところは結構ありますよ。しかし、非常に分かりやすい人です。

 「政界の傘張り浪人」を自認する。若い記者にはこの言葉は分からないかもしれないが(事実分からない人が居ました)、なかなか味のある言葉です。番組の中でも何回か使わせてもらった。で問題は、浪々の浪人であることは確かであり、木曜日、金曜日の衆議院予算委員会も「委員じゃないので、家で絵を描きながらテレビを見ていた」ということですが、そういう浪人を訪ねてくる人がどのくらい居るのか、そして女性に人気がないといわれる一般国民的状況を乗り越えられるかどうかでしょう。

 「浪人を訪ねてくる人」については、「橋本派とは(小泉政権の政策は失敗ということで)認識が一致しているから」と言っておられたと思う。しかし「そうだろうか」と私は思った。もっと難しいのは後者です。亀井さんについては、どうも人気が盛り上がらない。小泉さんに関して、「国民がもっと苦しめてくれと選んだ....」と相変わらずの評価。

 ま、ご興味ある方は是非1時間の番組をご覧下さい。午前11時からです。あっと、他の新聞はチェックしてありませんので、番組関連が載っているのかいないのか、載っているとしてどういう内容になっているのか分かりません。何か情報があったら、教えていただければ幸甚です。


2003年02月07日(金曜日)

 (17:01)金曜日の午後読んだ新聞記事では、これが一番面白かったな。フランスが2月14日にイラクの国連決議遵守の期限を置いたことから、結局は武力行使に賛成するのではないか、との観測記事。今やニューヨーク・タイムズが唯一の株主になったインターナショナル・ヘラルド・トリビューンの記事です。

 見出しは「Are French rethinking position on Iraq war? A swerve in language raises possibility」となっている。

PARIS With a swerve in language that acknowledges the possibility of the use force in Iraq and emphasizes Feb. 14 as a due-date for Iraqi compliance with disarmament requirements, France seems to be recalibrating its position on steps that could lead to a war.

Much of the French official comment opposing a conflict remained the same after Secretary of State Colin Powell’s statement Wednesday before the UN Security Council that the United States believed it had all the proof it needed to justify a strike against Iraq. The French foreign minister, Dominique de Villepin, even called Powell’s appearance a demonstration of ‘‘suspicions’’ rather than one of evidence.

But after weeks of seeking to project France and Germany as being on what President Jacques Chirac called an ‘‘identical’’ anti-war wavelength, de Villepin returned late Wednesday and again Thursday to a kind of language France had abandoned. After disappearing for weeks, France was again saying war was an alternative.

De Villepin told a radio interviewer, ‘‘Force can only be a last resort, but we don’t exclude any possibility, including, of course, resorting to force, but that’s at the last extreme.’’

At the same time, de Villepin pointed to Feb. 14 as the date by which the Iraqi authorities must accede to all the demands of the UN weapons inspectors. Previously, France had been vague about fixing any time-frame, suggesting that inspections might go along indefinitely.

The recognition of the date may suggest an acceptance by the French, as permanent members of the Council, of a willingness to decide soon on whether the inspection effort has failed or reached an impasse.

 期限について曖昧にしてきたフランスが、「無制限の査察案を引っ込めた」と理解するなら、それは大勢につくと言うことです。


2003年02月07日(金曜日)

 (00:01)一つ、面白い試みをしようと思っています。何かというと、リナックス(Linux)で走るラップトップを作ろうという。昨日新宿のヨドバシカメラで確かめました。売ってはいない。作るしかない。

 なぜそう思ったかというと、自分の持っているPCがすべてマイクロソフトのOSを使っていて、何かこれが「軛」(くびき)のように思えてきた。ですから、そこから少しでも脱っする努力をしようと。もうこれ以上、WindowsのPCを持ってもしょうがない。

 そう思ったのは、先日私のデスクトップPC(Windows 非常に調子がよい)を作ってくれたK君とある会合の新年会で話していて、リナックスベースでもオフィス(ソフト製品の)に等しい文字処理ソフトがあり、それはワード(word)に対応していること、また辞書としてATOKが使えることが判明したため。OSとして魅力があっても、アプリケーションが弱いのがリナックスの弱点だった。

 リナックスラン(linux-run)のPCという点では、デスクトップは既にかなり進んでいる。むろんサーバー用が中心ですが、これを個人向けPCにもという動きは始まっている。しかし、私にとってデスクトップはあまり魅力がない。ラップトップ、それもB5が必要なのです。

 ATOKのユーザー辞書が使えれば、そしてワード対応のソフトと、テキスト処理ソフトと、それにFTPがあれば、そしてネット対応していれば、私用のPCとして十分対応できる。ですから、「一台欲しいな....」と。

 むろん、小生が作るわけではない。出来るかどうかK君に試してもらうのです。そして、その課程でWindowsとどう使い勝手が違うのかをチェックしていく。ちょっと面白いのではないか、と。リナックスランのラップトップ。たぶん、コスト(価格)は安い。恐らくWindows PC よりも。なぜなら、OSを含めソフトウエア群のかなりの部分は、タダだからです。

 「軛」という点では、メモリー媒体はこれまでメモリースティックを中心に使ってきましたが、今週これをUSBフラッシュメモリーにしました。USBに差し込むだけで使えるやつ。量販店に行って調べたら、なんと128が限界のスティックに比べて、メルコが最高512までのフラッシュメモリーが出来ている。512といえば、凄まじい量のメモリーです。

 何が不便だったかと言って、メモリースティックを使っていると、PCを持ち運ばなくてはならなかった。しかしUSB対応のメモリーなら大体がどのPCでも使える。刺すだけ、またはリブートするだけ。これは、メモリーの中に入っている膨大な資料を相手先のPCなどで使うのに便利です。

 私の場合講演はHPを講演用に作りますから、あとはデータを多少メモリーに入れて持っていって、相手のPCで表示できればそれでかなりの用が済む。いちいちPCとディスプレー機器の相性を心配しなくても、向こうに用意して貰えれば良いのです。

 もっとも、リナックスランのラップトップは本当に出来るのか不明です。しかし、出来るだけやってみようと。K君にはっぱを掛けているのですが、さてどうなりますか。でも私の予想では、5年後にはリナックスランのラップトップは汎用としても、かなり増えていると思う。


2003年02月06日(木曜日)

 (18:00)朝日のネット記事を読んでいたら、今朝の疑問の一つが取れました。つまり、パウエルが演説した直後に各国外相の発言が始まった。で、私の疑問は各国外相の発言はパウエルの演説内容を咀嚼し、それを踏まえたもの、母国と相談したものであるのかどうかという点でした。

 つまり、今朝のネット記事などに「依然として査察継続を望む国が多数....」と出ていたが、それはパウエルの演説を加味した上で出てきた判断だろうか、もしそうだとすると、そんなに外相の発言というのは素早く祖国と連絡が取れて修正されるものか、と思ったのです。と思ったら、夕方見た朝日のネット記事に以下の記述があった。『安保理、攻撃に傾く可能性も 米「証拠公表は成功」(13:57)』という記事の中に、各国外相のパウエル発言の直後の発言に関して

ただ、発言は米の証拠公表以前に用意されたものだったため、今後、見解が変わる可能性もある。
 と。面白いですね、国際会議というのは。あれだけパウエルが重要な演説をすると分かっていたら、そのあとの各国の外相の発言は難しくなるから休憩でもして、検討した後にやれば良いのに、事前に用意されている演説草稿をそのまま読むんですね。休憩し、各国外相とも母国と相談するという方法もあると思うのですが。

 普通の人は、パウエルの演説の後に発言した各国外相の発言は、当然「受けて」のものと思うのですが、そうではない。
 ――――――――――
 ところで、同じく夕方見たニューヨーク・タイムズのサイトには今後の展開として、以下のような記述があった。

The next milestone in what many American officials regard as a march toward war is now generally understood to be Feb. 14, when the two chief inspectors, Hans Blix and Mohamed ElBaradei, report again to the Security Council.

Administration officials said a second Security Council resolution authorizing use of force against Iraq would be desirable but not necessary. If it is clear that there are not the votes for a resolution or if any nations with a veto might use it, American officials say the United States, Britain and other like-minded nations will be ready for an attack Iraq in March without United Nations approval.

On the other hand, France has still not been ruled out as an ally, administration officials said. A senior State Department official welcomed the statement today by the French foreign minister, Dominique de Villepin, that Iraq is known to possess chemical and biological weapons, that it had not cooperated with the inspectors and that war was possible as a "last resort."

 やはり14日ですか。我々にとって読みにくいのはフランスの姿勢ですが、アメリカも口ではあれやかれや言っているフランスが依然として「an ally」になる可能性を否定していない。フランスの陰に隠れているロシアや中国も、フランスが決めたら決断しそうな雰囲気。


2003年02月06日(木曜日)

 (08:00)ニューヨークの市場では、株は反落し、ドルはステイしたということですな。各国の反応は、「パウエル米国務長官がイラクの大量破 壊兵器開発に関する機密情報を公開した後、それぞれ声明を読み上げ、フランス、ロ シア、中国、ドイツなどが査察を継続し米国の提示した情報の確認を急ぐべきだとの 考えを明らかにした」というニュースが示すとおり、「査察継続」を主張。しかし、これらの主張は査察を続けても仕方がないというパウエル長官の主張は無視している。恐らく日本の国土くらいの広さにせいぜい数十人では、どうやっても限界があるのでしょう。査察の有効性の限界。アメリカはそれを言いたかった。

 ところで、フラーレンに関して平子さんから、以下のURLを送ってもらいました。seeing is believing ですから、ここに掲載します。

C-60

C-70

 後者のページの方が綺麗かな。まあでもこうして見ると見えるというだけで、人間の目では見れない。腕の良い人が電子顕微鏡でやっとという世界です。
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 アメリカでの時間表記に関しては、白塚さんなどからメールをもらいましたが、一応こう結論づけました。働いているのは「慣性の法則」であると。

 考えてみると、例えば日常的には日本人も午前零時台のことを「12時」とはよく言う。例えば、麻雀をしていて午前零時35分になったとする。そう言うときは、「おい、もう12時35分だぜ。電車なくなるけど、どうする....」といった調子。零時というのはちょっと堅い。「12時」という表現の方が、「7時スタートして、もう12時台だよ」という形で周囲を納得させる(もうやめようという)力を持つし、継続時間もカウントしやすい。人間の感覚から言っても、どうも午前1時くらいが、「昨日と今日の境目」なのではないか。

 昼間の12時台を「12時」と呼ぶのは考えれば普通です。24時間単位で呼べば次が「13時」ですから、これは継続の原則にあう。また、午前零時台を12時と言っても、シチュエーション的には周囲の人間に間違いなく伝わる。だから、慣習的に、慣性的に午前零時過ぎを我々日本人も、そして恐らくアメリカ人も、そして世界中の人は日常生活ではそう呼んでいるのではないか。

 ただし、これをどう表記するかという点になると違ってくる。昨日も日本の新聞のネット記事の深夜アップ時間の表記をちらっと見たのですが、日本では全新聞が「00:21」とかなっている。これは午前零時21分にアップした、ということです。日本人が慣習的に午前零時台を12時と呼んでいても、表記では「00:xx」となる。

 しかし、アメリカはどうもそのまま「12:XX」を使う。であるから、「AM」「PM」を付ける。日本の新聞は数字だけです。ampm なし。考えてみると、私もこの day by day を一時、このように時間を「am」「pm」を使って表記していた。この表記、つまり午前か午後かを表記替えするのが面倒(つい忘れる)なので、「00:00」〜「23:59」までの時間表記に切り替えた。

 ということは、まあ直さないんでしょうが、アメリカの新聞の午前零時台に関しての

UPDATED TUESDAY, FEBRUARY 4, 2003 12:54 AM ET(ニューヨーク・タイムズ)
 という表記は、記事の表示刻みが24時間単位になったときに変わる、と予想することが出来る、ということでしょうか。


2003年02月06日(木曜日)

 (02:00)パウエル長官の発言は長かったですね。途中で少しうとうとしました。終わったのは、日本時間の午前1時55分くらいでしょうか。始まったのが零時20分くらいですから、1時間35分も話していた。NHKの総合も中継を流していました。

 新しい点は二つ。傍受したイラク高官の電話での会話。改良車両(のようなモノ)の隠蔽を話し合っている二人の会話を会場に流した。もう一つは、査察の前と後の衛星写真で、イラクが国連の査察の目からいろいろなモノを隠そうとしていることを証明しようとした。つまり、そういう妨害工作の前にあるから、国連がいくら査察をしても駄目だと言いたかったようである。「次の行動に移ろう...」と。

 この主張に対して、各国がどういう態度を取るかは不明。これが鳴り物入りでアメリカが新しい事実と主張するモノかという気はするが、ポイントはフランスとロシアの動きと言うことでしょうか。パウエル長官のスピーチが終わった時点では、ニューヨークのダウは76ドル80セント高、為替は119円81銭〜86銭、1.0825〜0830ドル。その後しばらく見ていたら、ドル高に展開。ドル・円は120円台に。ユーロが反落している。


2003年02月05日(水曜日)

 (12:34)これはまた、珍しいタクシーに乗りました。ラッキーというか、全くの偶然というか。この珍しいタクシーを拾ったのは、新宿。西口のヨドバシカメラで買い物をして、オフィスに戻ろうとした時です。

 甲州街道でタクシーを待っていたら、向こうから変なタクシーが来る。色も、形もおかしい。しかし、明らかに「空車」というメーターが見える。そりゃ乗りますよ。3台くらい人が乗っていて、過ごしましたから。

 乗って直ぐ運転手に、「この車、なんですか....」と。運転手が、「実は舞浜、つまりディズニーランドの車で....」と説明を始めてくれた。聞けば、ディズニーシーのホテルミラコスタで中国人3人を乗せたら、「新宿のパークハイアットに」と言われたというのです。高速代を入れて8000円くらいだったとか。で、ホテルで降ろして甲州街道に出たら私が居たという次第。

 この車、日本でも結構ファンがいるらしく、ファンクラブも出来ている。運転手が嘆くのです。「こんな車で東京に来ると、皆じろじろ見て嫌なんですが.....」と。あんまり見るし、乗り出すので、乗るのかなと思って車を止めると、「いや見ただけで....」という人が多いとか。

 聞くと、都内だろうと横浜だろうと、電話をかけて予約してくれれば「迎えに行く」のだそうです。660円で。その後が実費を請求ということらしい。この車、舞浜にも今はタクシーとしては6台しかないそうです。ははは、ラッキーでした。運転手が最後に、「迎えに行きますから、呼んでください.....」と。いや、私だけでなく、潜在的お客さんすべてに。


2003年02月05日(水曜日)

 (09:14)昨日ネットを読んでいたら、「国内六地方自治体が、カジノ場運営に関して共同研究を始める」というニュースを読みました。たぶん、東京都とかいろいろの都市が参加しているのでしょう。

 で、このニュースが頭に残っているところに、先に紹介したこの本の35ページに非常に面白いことが書いていることに気がついた。世界で初めてフラーレンとならぶ炭素の希望の星である「カーボンナノチューブ」の発見者である飯島さん(飯島澄男 ノーベル賞に一番近い男と言われる)の言葉。35ページに載っていた。

 この本によると、飯島はいまナノテクノロジー開発のリーダー役を日本で求められているらしいのです。そこでもっとも苦心するのが研究者の人選。日本の国家プロジェクトは何らかの成果を欲しがるそうで、そのために学会で認められた人材が選ばれやすいそうだ。で、冒険はしない。しかし、一匹狼である飯島がリーダーになることでその体質が変わることが期待されている....とした上で、「突然、飯島は突拍子もないことを言った」と彼の発言が引用されている。

 「東京のお台場にラスベガスを作らなきゃだめなんですよ。アメリカのシリコンバレーの人たちは、日頃からラスベガスに行ってギャンブルを楽しみ、リスクに対する感覚を身につけている。損をしても文句は言わない。自分の責任で全部やる。賭けたら全部儲かるなんて事はないんです。博打といっても日本はパチンコぐらいですからね。危険なところに行く人がいないと、新しいものはつかめない」
 と。素晴らしい。私も98年の3月からサイトでこう主張しているが、飯島さんの見方は私のそれに極めて近い。私は最近はラジオ、テレビで日本にカジノを作る場所として、北海道、お台場を含む首都圏、宮崎か沖縄の三つを当面の設置場所として挙げている。そういう意味でも、鴻池さんが「横にのけた」のは非常に残念なのです。

 それにしても、飯島さんのような方からこういうカジノ賛成論が出てくるのは、心強い限りです。


2003年02月05日(水曜日)

 (00:14)またまたくだらない話で失礼。月曜日だと思ったのですが、赤坂をふらっと歩いていて入った本屋で買ったこの本を火曜日に読んでいたら、今までなぜ気がつかなかったのだろう、と思うような話にぶつかった。

 本の表紙から分かるとおり、この本はフラーレンとカーボンナノチューブの発見のプロセスやその今後における利用の可能性に関する本で、日本の学者や研究者の名前も数多く出てくる。ナノテクに関する分かりやすい入門書なのですが、フラーレンの代表とも言える「C60」がサッカーボールそっくりだという話が出てくる。

 フラーレン(fullerene)のうち「C60」は60個の炭素原子から出来ているのですが、その球形は20個の六角形(これを六員環というらしい)と12個の五角形(五員環)から構成される、というのです。それはサッカーボルそっくりだと。

 たまたまロイターがディーリング・ルームに配ったサッカーボールが近くにあったので調べたら、全くその通りだった。サイトにもこういう記事がある。つまり、12枚の五角形の青い布と20枚の六角形のその他布でサッカーボールを作ったと。

 読んでいったらもっと面白いことが書いてあった。つまり、フラーレンには「C60」の他に、「C70」「C82」「C90」「C200」などいろいろあるが、異なった原子の数のフラーレンでも、五員環が12個必要だというのです。

 だからどうだと言うことはないのですが、こうした現象を「オイラーの定理」というそうで、わたしなどサッカーボールをまじまじと見たこともない人間には、一種の驚きだったというわけです。

 それにしても、ナノテクを理解するのはなかなか難しい。その「社会的影響」の方に筆者は関心があるので、テクノロジーのことはそこそこでも良いと思っているのですが、それでもある程度理解しないと。


2003年02月04日(火曜日)

 (15:14)全くくだらないことですが、面白いことに気がつきました。日本の新聞社のサイトには、各記事ごとにアップデートの時間が掲載されるのですが、アメリカのサイトの新聞は新聞の題字の下に代表的にアップデート時間が表示される。

 で、気づいた事というのはニューヨーク・タイムズにしろワシントン・ポストにしろ日本で言うところの「午前零時」台というのが、「午前12時」(12:xx am)台という表記になるということです。

UPDATED TUESDAY, FEBRUARY 4, 2003 12:54 AM ET(ニューヨーク・タイムズ)
 日本時間の午後3時ちょっと前に見たニューヨーク・タイムズの最終更新時間は上記のようになっていました。日本では「12:54 AM ET」という表記は考えられない。では同じ理屈で、午前1時台は午前13時と表記するかというとそうではない。
Tuesday, February 4, 2003 | Updated 1:05 a.m. EST(ワシントン・ポスト)
 上記は、日本時間の午後3時10分を少し過ぎた段階のワシントン・ポストの表記。これでは、ちゃんと午前1時台となっている。ニューヨーク・タイムズを見ても、午前1時台は「UPDATED TUESDAY, FEBRUARY 4, 2003 1:21 AM ET」(日本時間午後3時25分現在)となっている。

 くだらんことですが、なぜアメリカでは深夜零時を過ぎた午前零時台を「12:54 AM ET」という表記にするんでしょうかね。日本式だと「00:54 AM JT」だと思うのですが。ニューヨークに4年も住んでいたのに、忘れてしまいました。たとえばラジオやテレビがどう言っていたか。


2003年02月04日(火曜日)

 (13:53)4日付けになるニューヨーク・タイムズを読んでいたら、いよいよアメリカが対北朝鮮でも軍事的オプションを発動させ始めたことを示す記事を見つけました。

U.S. Bombers on Alert to Deploy as Warning to North Koreans

By DAVID E. SANGER and THOM SHANKER

WASHINGTON, Feb. 3 -- Defense Secretary Donald H. Rumsfeld has put 24 long-range bombers on alert for possible deployment within range of North Korea, both to deter "opportunism" at a moment when Washington is focused on Iraq and to give President Bush military options if diplomacy fails to halt North Korea's effort to produce nuclear weapons, officials said today.

 The White House insisted today that Mr. Bush was still committed to a diplomatic solution to the crisis. Any decision to bolster the considerable American military presence near North Korea was simply what Ari Fleischer, the president's spokesman, called making "certain our contingencies are viable."

 Mr. Rumsfeld, who Pentagon officials emphasized had not yet made a decision to send the bombers, was acting on a request for additional forces from Adm. Thomas B. Fargo, the Pacific commander, who concluded that North Korea's race to produce a nuclear weapon had significantly worsened the risks on the Korean Peninsula.

 この記事によると、今月12日にIAEA(国際原子力委員会)の緊急会議が開かれ、北朝鮮がNPT(核不拡散条約)に違反している旨宣言し、この問題を国連安全保障理事会に付託する見通しになったことに伴うもの。安保理で採択される決議は、1)北朝鮮を非難する 2)しかし、経済制裁や孤立化など次のステップまでは求めないーーという内容になるという。

 ブッシュ政権の当局者は議会関係者に対して、「北朝鮮が1994年以降貯蔵されていた使用済み核燃料ロッド(nuclear spent-fuel rods)の移動を開始した模様であること」「再処理プラントがフル稼働した場合、約一ヶ月で最高で核爆弾6個を作るプルトニウムを作り出せる」と報告しているという。

 この結果、北朝鮮YONGBYONの核施設に対して何らかの措置を検討する場合に、ブッシュの持ち時間は数週間から数ヶ月になると政権当局者は見ているという。今のところブッシュ政権当局は、「YONGBYONの北朝鮮核施設を攻撃する計画はない」としながらも、長距離爆撃機のグアム展開は朝鮮半島への飛行時間の短縮につながるとしている。

 アメリカはどんな機種を動かそうとしているのか。この記事によるとB-52、B-1で、一機あたり前者は7万pound の爆弾とミサイルが搭載可能であり、一方後者は重量1トンの衛星誘導爆弾を24個搭載可能だという。アメリカは当面合計24機の長距離爆撃機をいつでも朝鮮半島を飛行距離範囲内における場所に展開できるように「on alert」状態に置くというもの。

 今月は少なくとも半ばまでは国際緊張が続く。4日にはブレアがシラクと会う。5日にはアメリカによる新証拠提出があって、8日にはブリクスとエルバラダイがイラク入りの予定。12日にIAEAの北朝鮮を巡る緊急会議があって、14日がイラク査察委員会の報告書。

 対イラク戦争に参加しない方針を鮮明にしてきたドイツのシュレーダー政権は、州での選挙での大敗で、アメリカやイギリスとの連携を計るべきだとの野党の圧力に晒されている。「 Following its stunning defeat in state elections in Germany, the government of Chancellor Gerhard Schroeder is coming under increasing pressure to relent in his adamant opposition to war with Iraq.」というのがヘラルド・トリビューンの記事。

 国際情勢は動いているし、特に2月は予想外の事が起きる可能性があるということだ。今のところ、アメリカと北朝鮮は「collision course」のように見える。


2003年02月04日(火曜日)

 (12:53)ははは、全く意図しないのに今後5週間「ロト6」を楽しめることになりました。

 あるコンペに出席予定が、でれなくなった。で賞品を出したのです。金額だけ指定して。そしたら、主催者がそのマネーで買ったのがこの「ロト6」。今週が121回で、楽しめるのは125回まで。当たったらコンペ参加者と私で大パーティの予定ですが、どうなんでしょうか。


2003年02月04日(火曜日)

 (07:53)お二人の方から、「猟奇的な彼女」にはホームページが日本語、ハングルの両方でありますよとメール。ありがとうございました。

日本語サイト

ハングル語サイト

 です。ところで、韓国の映画を見ているとハングルと日本語の類似点というのが時に耳に残る。間違っているのかもしれませんが、「あ、そう」という言葉が非常に似ているのではないか、と思いました。

 あと中国から入ってきたと思われる言葉は、日本語と読みが非常に似ている。そのうちハングルは習うと面白いかもしれない。


2003年02月03日(月曜日)

 (22:53)日曜日のテレビでちょっと取り上げていましたが、「猟奇的な彼女」は、表題はすさまじい映画を思わせますが、なかなか中身のある良くできた韓国映画です。どこかにちらっとスピルバーグが賞賛したと書いてあるが、それは分かる気がする。

 人の出会い、時間の経過の使い方が実にうまい。何処かまねしていないかな、という気はしますが、映画などというのは誰かが考えたことを発想の原点に、発展させ、展開させるのがそもそもですから、そういうことはあって当然でしょう。笑いあり、涙あり、恋愛あり、喪失ありと、なかなか多彩です。

 映画のHPはないようで、関連サイト程度。しかし、この女優はなかなかうまかったな。彼女は私が持つ韓国女性のイメージからは遠い。あの男女の逆転した関係は、韓国の人たちにも新鮮に映ったのでは。

 銀座のシャンテシネなどで上映中です。


2003年02月02日(日曜日)

 (11:53)コロンビアの事故(らしい)は、悲惨ですね。チャレンジーが事故を起こした1986年の1月28日に当時の大統領であるレーガンは

 "We've grown used to the idea of space, and perhaps we forget that we've only just begun.I know it's hard to understand, but sometimes painful things like this happen. It's all part of taking a chance and expanding man's horizons. The future doesn't belong to the faint-hearted. It belongs to the brave."
 と言って国民を鼓舞した。今回もブッシュは同じような発言をしている。そして、「宇宙開発は続ける(Our journey into space will go on.)」と。しかし、今のアメリカが直面している問題は、9.11の後遺症、新たなテロの恐怖、悪化する経済、イラクとの近づく戦争、核武装の危険のある北朝鮮との関係など、複雑多岐。明らかにブッシュにとっての危機です。国民がこれをどう受け止めるか。

 それにしても、ニューヨーク・タイムズの記事を読み進んでいったら、以下のような文章を見つけた。

 In a twist of nomenclature that would seem plausible only in fiction, a craft carrying Col. Ilan Ramon of the Israeli Air Force apparently broke up near an East Texas town called Palestine.
 対イラクの原子炉爆撃に参加したイスラエル軍大佐イラン・ラモンさんが乗ったコロンビアが爆発したのがパレスタイン(Palestine 日本語読みではパレスチナ)上空だったとは。

 しかし、コロンビアが爆発したのは地上40マイル以上。テロの可能性は低い。やはり左翼に発射時にぶつかった断熱材の後遺症の可能性が強い。しかし、それにしても希有な一致です。


2003年02月01日(土曜日)

 (23:53)ははは、今日は珍しい写真がありますから、それを掲載しましょう。毎週土曜日の午前11時からBSジャパンでやっている番組の収録入り前の風景。ヤマダカツラの女性が三浦さんの髪を直しているので、ちょっと彼女が変に映っていますが、本当は美人です。このように

 「今日のゲストはどんな話しぶりかな」「どのくらいしゃべってくれるかな」など考えながら、ゲストの気分を楽にするのがこの時間帯の私の仕事です。鴻池大臣のように慣れている人は心配ない。ポイントは中味だけです。慣れていない、テレビが初めてというような人は、時に肩を揉んだりすることもします。

 以下に掲載するのは、1日の番組の後のエッセイです。来週は「大臣より声の大きい亀井静香さん」です。楽しみです。

 中国、アイルランドなど海外には成功例がいくつかある。では日本は....、何を狙い、どういう手順で進め、それは日本経済に何をもたらそうとしているのか。

ネクスト経済研スタジオ風景  今回のゲストは昨年9月30日に構造改革特区担当大臣になられた鴻池祥肇さんでした。いわゆる"特区"大臣です。番組が迎える初めての大臣でしたが、大臣の姿勢などにちょっと不満が残りました。番組の中で申し上げたのですが。

 番組を始める前のイメージは、特区は「日本経済再生の切り札の一つ」であるが、「日本医師会などの団体や規制を残したい官庁組織がなにかとその実現を拒んでいる」「大臣はその戦いの先頭に立つ人で、番組はそれを応援したい」というものでした。しかし、最初から大臣自身に「特区を日本経済再生の切り札」的存在にまでしようという強い意欲を感じられなかったこと。

 口では言わなくてもやっておられるのかもしれない。また、利害調整の輻輳する中での仕事なので、一番実現可能な道を選んでおられるのかもしれない。しかし、例えばカジノの特区案件に関しては、大臣自身が「ちょっと横に置いた」ということだった。残念です。

 大臣は「徐々にやっていかねば」と。しかし、私は日本経済が不振を続けている一番の要因は「戦力の逐次投入」であり、経済活性化のためには「戦力の一挙投入」が必要との考え方で、その旨大臣には「特区を教育、医療など様々な面で一挙に進めることが必要」ではと申し上げた。大臣は、「それはその通りだと思うが.....」という返答。この部分がちょっと情けなかったな。ま、いろいろ考えておられるのでしょうが。

 番組では、特区構想の中でも医療と教育を特に取り上げた。大臣は「教育では一定の前進」とおっしゃっていたが、医療は前進なし。「だから、私の家族は風邪も引かないように野菜ジュールを飲んでいる」、と。大臣になるのも楽ではない。

 ところで、来週は大臣ではないが、「大臣より声の大きい」亀井静香さんがゲストです。お楽しみに。



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